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トルコのイケメンはひまわりの種を食べていた

2014年11月20日 23時47分 JST | 更新 2015年01月18日 19時12分 JST

トルコ。それはヨーロッパとアジアの交差点と言われた場所に位置する国です。トルコの国土の中で黒海沿いの高地にサフランボルという街があります。世界遺産に登録された、白い壁と赤い屋根がひしめきあう小さな街ですが、都会から少し離れた山の上にあり、のんびりとした時間が流れています。店頭に出ている人々も、無作為に声をかけて来ず、旅の緊張感を忘れられる雰囲気です。

そんなサフランボルで出会った、イケメン少年2人。

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夕暮れ時、歩き疲れて街の中央にどしんと腰を据えるモスクから出た広場で、出会ったザフェル(左)とイリャシュ(右)。しばらくボールを蹴りあっていましたが、一人で座っているわたしを見つけると、珍しがって話しかけてきました。

彼らは二人ともおぼつかない英語とトルコ語ですごい勢いで、いろいろなことを聞いてきます。そして持っていたおやつの、ひまわりの種を差し出してきました。ひまわりの種は、お米一粒より細長く、皮に包まれていて舌先で器用に中を出して皮を吐き出して食べます。けれど、食べ慣れていないわたしは、苦い皮も一緒に飲み込んでしまい、その様子を見た2人は、一生懸命皮をぺっぺっと吐き出して教えてくれました。

わたしがどうしても食べられず、ひとつひとつ皮をむこうとすると「がんばれよ!諦めるな!」みたいなことを言ってますますぺっぺっぺっと皮を吐き出すのが、なんだかおもしろくって悔しくて、どうにか口先で皮をぺっと出せるようにまでなりました。

ひまわりの種のお礼に、日本語を書くと言って考えた挙句、書いたのは、彼らの名前に漢字を当て込んだもの。さらに「腕に書いてくれ!」というリクエストに応えてみました。うれしそうに腕をなんども掲げたり見つめたりする2人は、たくましい見た目でありながら、まだまだ少年で、なんとなくお母さんみたいな気分になった、サフランボルの夕暮れでした。

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ライター:Misaki Tachibana

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▲編集元:TRiPORT