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【コラム】色の少ない世界で起こる北極圏の未知の体験

2015年12月28日 02時58分 JST | 更新 2016年12月24日 19時12分 JST

色が少ない世界。それが、こんなにも美しいとは...。

身の回りには、ありとあらゆる「色」が溢れている。赤、黄、緑、青...。 色は人生を明るくしてくれる、かけがえのないものだ。

しかし、この冬、色が限りなく少ない世界を目の当たりにした。ノルウェーの沿岸急行船フッティルーテンへ乗船し、北極圏を船旅する中で毎日毎日、窓から、デッキから、外を眺めていた。

そこで目に飛び込んできたもの。

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真っ白な雪に覆われた白亜の雪山。極夜で日中も柔らかなグレーのような水色のような空。濃く深い濃紺のようなダークグレーのような海。そこは一日中、どの時間も、どの場所も「色」が圧倒的に少ない。

人は、本当に心の底から感動する景色を目の当たりにしたとき、何も感じなくなるのか。これこそが本物の感動なのか。 言葉や写真では、到底伝えきれるものではない壮大さと美しさがそこにはあった。

インターネットを使って同じ景色を見ても、この未知の体験は1%もできない。一生に一度でいいから北極圏へ行ってみてほしい。

そこには、今までの人生、感覚、思考全てが覆されるような、計り知れない体験が待っているから。

文・写真:KANA(世界を飛び回るトラベルフォトジャーナリスト。人々の暮らしや世界観を写真と文で表現。多数のメディアで旅の連載を持ち、ガイドブックも手掛ける。)

この旅の関連旅行記

*KANA「【世界一美しい北極圏クルーズ】フッティンルーテンの幻想的な冬の船旅5日間!

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