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リュブリャナで悟った世界中の女性に共通するもの

2015年11月29日 00時34分 JST | 更新 2016年11月26日 19時12分 JST

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スロベニアの首都リュブリャナは、ロマンティックな街だ。 街の中心を流れるリュブリャニツァ川。 川沿いにはオープンカフェが並び、ドレスアップした紳士淑女で賑わっている。

その川にかかる三本橋。ふとそこに、上品な、しかしどこか哀愁漂う憂い顔の淑女がやって来た。

仕事帰りだろうか。5分、いや10分くらいぼーっと川を眺め帰って行った。淡い灯りがちろちろと輝く漆黒の闇のような水面に、幻想を写し出していたのか。

仕事のこと、恋愛のこと、人生のこと...世界のどの国で暮らしていても、国籍や人種がどうであっても、女性たちは同じ悩みを抱え生きているのかもしれない。

一人の女の寂しそうな背中から、そう悟った。

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彼女を遠くから見送った後、リュブリャナで出会った他の女性が、「好きでこの仕事をしているわけではない。これしかないから」と言っていたのを、ふと思い出した。スロベニアは職が十分にないという。

そんな彼女たちが物思いにふける橋の上。水辺はいつだって、悩める人々の心の拠り所なのだ。

文・写真:KANA(世界を飛び回るトラベルフォトジャーナリスト。人々の暮らしや世界観を写真と文で表現。多数のメディアで旅の連載を持ち、ガイドブックも手掛ける。)

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