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マレーシア人のコミュニケーションは「ごはん」が鍵!一緒に食べて関係良好!

2014年09月30日 23時33分 JST | 更新 2014年11月26日 19時12分 JST

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初めて会う人でも、違う国の人同士でも、ごはんを共にするとぐっと距離が縮まる。旅先では尚のこと、ごはんのある場所には現地の人を身近に感じる機会があふれている。そこで、今回の「旅を深めるミニ講座」では、多民族国家マレーシアの食文化をイベントで紹介する「マレーシアごはんの会」を中心に、国内でマレーシアの文化を発信するライターの古川音さんにその魅力、旅での食の楽しみ方を伺った。

マレーシアごはんとの出会い

マレー系、中国系、インド系など多様な民族が暮らしているマレーシア。実際に暮らす中で、それを特に印象づけるのがごはんだったという。

「マレーシア人は食をすごく大事にするんです。各民族のハレの日に食べる料理は決まっていて、イベントでは必ずそれを食べる。ごはんを通して祖先と繋がっている感覚や仲間との絆を深めているような気がしました。また、四季はない国なので、『去年のハリラヤ(断食明けのお祝い)の時は...』というように、一年の区切りとごはんの思い出がセットになっています。ごはんにはいっぱい意味があるんですよね」

ごはんはみんなで食べに行くのが基本?

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「マレーシアでは文化が違っても大きく繋がっている感じで、食事はまさにその象徴」と話す古川さん。実際、現地での食生活はどんなものなのか?

「一般的にマレーシア人は、朝ごはんはほとんど屋台。多くの人が車通勤で、ラッシュアワーは道がすごく混むので、なるべく朝早くに会社の近くまで行って、屋台やコーヒーショップでごはんを食べてゆっくりする。朝からミーゴレン(焼きそば)など麺料理をガッツリ食べる人もいますよ。昼ごはんは会社の同僚と。一人でごはんを食べに行くことは滅多にありません。普段仲が悪くても、ごはんは一緒に行くんです(笑)。私はよく屋台が集まったホーカーセンターに行っていました。そこは色々な料理の中から好きなものを選ぶスタイルで、各自食べる料理はバラバラ。でもテーブルは一緒。バラバラでいい、という感覚は居心地が良かったですね」

屋台は会社からかなり距離があるため、同僚と一緒に車で移動。そんな手間がかかるなら弁当にすれば...と思ってしまうが、暑い気候なので保存に手のかかる弁当は不人気。美味しいものに関しては、「100円程の麺料理を食べに車で40分くらいかけてでも食べに行く」というから時間<食であることは間違いなさそう...。

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マレーシア人にとって欠かせない屋台ごはんは、夜ももちろん大活躍。働く母親たちにとってもありがたい存在である。

「家で作る人もいますが、屋台で家族と食べる人がすごく多いですね。残業しても屋台が遅くまで開いているので、日本よりも働いている女性が多い印象を受けます。家族で一緒に食べた屋台料理が、家庭の味になるようで、『幼い頃に食べたあの屋台の味が忘れられない』という人もいます」

家族でも、同僚でも、みんなで一緒に楽しむのが屋台の流儀。マレーシアを訪れた際にはそんなことを意識してはどうだろう?

古川さんに聞く、マレーシア料理の「決定版」

1. お気に入り料理を一つだけ選ぶなら...「ナシレマ」

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日本人にとってのおにぎりのような、マレーシアで一番ポピュラーな料理。ピリ辛のサンバルソースをごはんに混ぜて食べます。ピーナッツ、きゅうり、揚げた煮干し、卵がおかずで、食感と味のバランスもグッド。

2. やみつきになる店の味...「キンキン」の特製チリパンミー

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コシのある小麦の麺に、「キンキン(Kin Kin)」特製の唐辛子調味料を混ぜて食べる麵。汁なしの和え麺で、さっぱりとピリ辛。温泉卵、そぼろ肉を麺にからめて食べます。

3. マレー料理のスパイスと言えば...サンバルソース

唐辛子、玉葱、砂糖で作る調味料。多くの家で手作りをしています。これに、海老を発酵させたブラチャンを加えると、サンバルブラチャン。野菜炒め、ナシゴレンには欠かせない調味料です。

古川 音(ふるかわ・おと)

2005~09年、マレーシアの首都クアラルンプールに滞在。日本人向け情報誌の編集を4年間手がける。現在は日本でフリーランスのライター、プランナーとして活動し、総合情報Webサイト「All About」のマレーシア専属ライター、マイナビニュースでのマレーシアレポートを執筆。日本にいながらアジアを感じる体験型イベント、マレーシアごはんの会、料理教室を主催。また、マレーシアでの体験をふまえて、多民族国家マレーシアの食文化講演等も行っている。

(text:Izumi Kakeya)

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