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鳥越さん、なぜ惨敗? 3つの理由 無党派・統一候補...全部裏目に

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落選が決まり支援者らに頭を下げる鳥越俊太郎氏=2016年7月31日

東京都知事選で小池百合子氏に大差をつけられた鳥越俊太郎氏。「後出しジャンケン」の候補が勝つことが多いと言われてきた都知事選で、キャスターという知名度もあったのに、なぜ、こんな結果になってしまったのでしょう? 3つの理由から振り返ってみます。

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やっぱり準備不足


鳥越氏は、告示2日前に立候補を表明し、野党4党の統一候補(民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちなど推薦)となりました。注目を集めやすかったり、先に表明した人より批判を受けることが少なかったりすると言われる「後出しジャンケン」ですが、さすがに準備不足だったようです。

陣営にビラ3千枚が届いたのは14日の告示日当日。《あなたに都政を取り戻す。》。そんなキャッチフレーズを掲げた三つ折りの名刺サイズで、印刷が追いつかず、15日に3万枚が追加で届くという状況でした。

その時のビラの両面には、鳥越氏の経歴のほか、《コンパクトでシンプルな東京五輪の成功》など6項目の簡潔な訴えが並びました。より詳しい政策などは、鳥越氏のフェイスブックなどで補うという形にせざるを得ませんでした。

政党色出し過ぎた


参院選直後になった都知事選。野党には、直前の参院選で共闘して与党と対決した構図を都知事選に持ち込む狙いがありました。鳥越氏が立候補を表明した理由の一つも、参院選で改憲勢力が3分の2に達したことへの危機感でした。

選挙戦では、安倍政権批判や「憲法」「脱原発」など国政のテーマに多くの時間を割きました。ただ、都政の課題についての具体策の提示は遅れました。結局、「自公中心の政治刷新」「憲法を守ろう」などと国政上の訴えが目立ち、都政の課題はかすんでしまいました。

肝心の無党派層も...


街頭演説では、「51年間報道現場にいて、権力側についたことは一度もない」と強調した鳥越氏。しかし、期待した無党派層の票は取り込めませんでした。

朝日新聞社は都内180投票所で出口調査を実施、1万185人から有効回答を得ました。それによると、無党派層のうち鳥越氏に投票したのは19%だけで、51%が小池氏に回りました。

肝心の野党4党の支持層の票も鳥越氏ではまとまらず、民進支持層で鳥越氏に投票したのは56%にとどまり、28%が小池氏に投票しました。

投票者の年代別、性別にみると、小池氏は偏りなく票を集めました。鳥越氏は高齢層に偏り、20代では10%未満でした。

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