PRESENTED BY エン・ジャパン

できない自分をさらけ出してチームを引っ張る。ある敏腕女性リーダーが実践したこと

エン・ジャパンで営業部門のリーダーとして活躍する宮田緑さん。 もともとは事務職だった宮田さんが営業にキャリアチェンジした理由は?
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こんにちは。

今回紹介するのは、営業部門のリーダーとして4名のメンバーをマネジメントしつつ、自らも第一線で活躍する宮田緑さん。

“バリバリの営業ウーマン”的な雰囲気を醸し出す宮田さんですが、前職はアパレルの販売スタッフ。しかも、エン・ジャパンには事務職として入社した女性です。

事務職として働いていたのに、なぜ営業に?そしてなぜ営業リーダーに??彼女のターニングポイントに迫ってみたいと思います。

母親の教え。エン・ジャパンとの出会い

-本題に入る前に、アパレルの販売スタッフからエン・ジャパンへ転職した理由から教えてください。

アパレルの販売スタッフは"なんとなく”で選んだ仕事だったので、キャリアプランや福利厚生についてちゃんと調べていなかったんです。私が働いていた会社は、先輩社員が誰一人結婚・出産はしていなくて、産休制度もなかった。仕事自体は楽しかったけど、まったく先が見えない職場でした。

このままじゃいけないと思い転職活動を始めて、たまたま見かけたのがエンの営業事務の募集です。月並みですけどエンが掲げる理念の「人間成長」という言葉が後押しになりました。

実は私、母子家庭なんです。女手ひとつで私と弟を育ててくれた母親から「女性が男性に頼って生活する時代は終わった。万が一のとき、女性ひとりでもやっていける能力を身につけないといけない」と言われていて。「人間成長」を掲げている会社なら自分が理想としている人物像に近づけるような気がしましたね。

ただですね…そこそこ有名だし、上場しているし…という点も応募動機のひとつです(笑)。

-正直すぎる。

余談ですが、母親からは「彼氏をつくるなら一緒にいて成長できる相手を選べ」と言われていました。でも、実際はうまくはいかないんですよね…(苦笑)。

-えっと……話題を変えましょう!

たった一度の営業同行が楽しかった

-事務として入社した宮田さんが営業にキャリアチェンジしたのはなぜだったんですか?

自分で上司に伝えたんです。「営業になりたい」って。

事務の仕事自体は楽しかったです。雰囲気は良かったし。そんなときに「うちは営業がメインの会社だから、管理部門も営業現場をもっと理解したほうがいい」ということで、営業同行させてもらえるイベントの時期がありました。他の事務のメンバーはめちゃめちゃ怖がっているんですよね。「名刺交換なんてやったことない~!」「緊張する~!」って。でも、私は楽しかった。企業へ足を運んで、お客さんと話し込んで、ランチして…。ひとりだけ営業同行を満喫していたんです。

そこですぐに上司に相談しました。「今すぐじゃなくてもいいから、チャンスがあったらでいいから、営業へのキャリアチェンジに挑戦したい」と。そこからスグに営業部門に話がいって、異動が決まりました。

-すごい行動力ですね。

やっぱり、何もしないで後悔なんてしたくないじゃないですか。ダメかもしれないけど、言ってみる、行動してみるっていうのも母ゆずりかもしれません。上司にもまったく驚かれることもなく「いつか言われると思ってた」と言われましたね(笑)。

-営業に異動してからはどうでしたか?

忙しかったけど、楽しかったです。新聞や本も読まなきゃいけなかったり、仕事で遅くまで残業することもあったり…といったことはあったけど、当時のリーダーや先輩が支えてくれたし、お客さんから「とてもステキな人が入社してくれたよ」「あのとき採用した彼、大活躍しているよ」といった声を直接聞けることは大きなやりがいでした。だから、「営業にならなきゃよかった」とか「事務に戻りたい」とかは思ったことはありませんでしたね。

全てをさらけ出したら、周りが変わった

-なぜリーダーを目指すように?

ずっと迷っていたんです。リーダーには興味があったけど、忙しそうな先輩たちの背中を見ていたから。エンでリーダーをやる意味ってなんだろう?とずっと考えていました。

ただ考えながらも、少しずつ営業の仕事にも慣れて、目標もサラッと達成できるようになって、仕事が楽しくなくなってしまったんです。部署も目標の数字が上がることが広報された直後だったので、メンバーのモチベーションはあまりよくなくて私も周りも雰囲気は最悪。「もう辞めてしまおうかな」と考えました。

でも、部署に改善できるポイントはたくさんあったから、辞める前に全部ぶちまけてしまえと思ってみんなを集めたんです。思っていることを洗いざらい吐き出すために。

-スゴイ。

想定していたのは、自分だけが好き勝手言ってみんなは黙って聞いていて…みたいな場だったんですけど、実際は違いました。上司はメモを取るし、後輩は泣いちゃうしで、みんなすごい反応をしてくれたんです。みんなで意見を出し合って、お互いの悪いところを直そうっていう一体感が生まれたというか。

同時に私自身の改善点にも気付かされました。私が不満に思っていたことって、結局自分に原因があったんです。それまでってオン・オフを切り分けていたから勝手に周囲との間に壁が生まれていました。だから、うまく周囲を巻き込めずに成果も残せないという。たぶん、“できない自分”をさらすことが恥ずかしかったんでしょうね…。

自分のなかでいろいろ覚悟が固まって、残ることとリーダーにチャレンジすることを決めました。

-心の壁をとっぱらって、リーダーをやってみてどうですか?

壁をなくしたことについては周りはポジティブに捉えてくれていると思います。話しかけてもらう機会が増えた気がするし。あと、メンバーのみんなは私の弱点とかもちゃんと見ているんですよね。だからちゃんと支えてくれる。リーダーがカンペキだと、メンバーが育たないんですよ。「ウチのリーダー、大丈夫かな…?」くらいのほうが、みんな自立するし、主体的に行動する。…という自己正当化かな(笑)。

リーダーをやってみて思うのは、「どうせやるならもっと早くやっておけばよかった」ってことですね。だから、リーダーになってからあまり時間は経ってないけど、今はリーダーだけではなく、他にも自分が周囲に好影響を与えられることであればドンドンチャレンジしてみたいと思ってます。新しいことにチャレンジすると、自分にできていないことが次々と見つかる。でも、それは成長のマイルストーンなわけです。目の前にあることを困難ととらえるか、成長のチャンスととらえるか。私は後者でいたいと思います。

-しびれるお話、ありがとうございました!宮田さんと一緒に働いている人たちはとても刺激的でしょうね。さらなるご活躍を期待しています!!

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