「転勤が自分を成長させるチャンスになった」キャリアウーマンがつかんだ"逆転の発想"

2016年01月25日 23時59分 JST | 更新 2016年01月26日 00時04分 JST
enjapan

今回ご紹介するのは、人事部門にて新卒採用を担当する正岡朋子さん。今は東京にある本社で人事として活躍していますが、入社後は新卒採用支援事業部の営業として名古屋へ配属。リーダーへ昇格し、その後大阪勤務を経て、東京へ異動のタイミングで人事へとキャリアチェンジしたという経歴の女性です。

「転勤するなら会社を辞める」

そんな声を上げる若者が男女問わず増えてきて、ネガティブに受け取られることの多い「転勤」。実際、正岡さんは環境の変化、そして職種の転換をどのように捉えていたのでしょうか。そして何より、辞めようと思ったことはなかったのでしょか。お話をうかがうと、正岡さんの成長へのこだわり、そして人事という仕事への強い覚悟が伝わってきました。

わからないことに悩んでも時間の無駄

-ご出身は愛媛で、神戸の大学へ進学して...就職活動はどのような軸で行なっていたのですか?

キーワードは「成長」ですね。漠然と、自分の視野を広げたいという想いがありました。だから、特定の業界・特定の人達だけと関わる仕事よりも、世の中の多くの企業や人と関われる営業になりたいと思ったんです。

エン・ジャパンに決めた理由は2つ。1つ目は、"ヒト"に関われる仕事だということです。事業に不可欠な経営資源として、よく「ヒト・モノ・カネ・情報」と言われますが、モノも、カネも、情報も、扱うのはすべてヒト。採用業務を通じてヒトに関わるということは、自分の視点を高め、視野を広げるチャンスだと思いました。2つ目は、理念です。どんな商材を扱うか以上に、どんな考えのもとで働くのかを大事にしていました。理念に共感できたことは大きな決め手でしたね。

-無事内定が出て、配属は名古屋だったんですよね?

これまで足を踏み入れたことのない土地だったので驚きました(笑)。でも、不安はなかったですね。名古屋はよく「文化が独特だ」とか言われますけど、働いてみないとわからないじゃないですか。わからないことをウジウジ悩んでも意味がないし、結果が出ていないのに可能性を狭めるような思考は持ちたくない。だから、とてもフラットな状態で入社しました。

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いつでも辞められるように、定期は買わなかった

-実際に働いてみて、心境の変化ってありましたか?

「3年は辞めるな」という話を聞いて入社したんですが、入社した年の12月くらいまでは辞めたくてしかたなかったですね。いつでも辞められるように、定期も買っていませんでした(笑)。

-え!?

何もできない自分がとにかくイヤだったんです。子どもの頃から短距離は一番だったし、勉強もそこそこできた。一番にいるのが当たり前で、仕事でもそういうイメージを抱いていたのに、周囲には自分よりデキる人が多かったんです。負けず嫌いだから、負けるのがわかっている戦いには挑みたくないんですよね(笑)。

-それでも続けられた理由って何ですか?

仕事での成功体験が自信になったというのが大きかったですね。同時に、自分の仕事を通じて顧客から必要とされることへの責任感が芽生え、「求められるものより、真に喜ばれるもの」を強く意識して取り組むようになりました。

環境が変わることは、成長のチャンスだと思う

-その後大阪への異動が決まったわけですよね。必要とされている場所から離れることに不安はなかったですか?

元々、変化することよりも安住することへの不安が強いんです。環境も、キャリアも、ずっと同じ場所で、ずっと同じ仕事を続けていて本当にいいのか、と。同じ商材を扱う営業だとしても、場所が変われば"やり方"は変わってきますからね。

それに、全国に視野を広げれば私よりもシンボリックな成果を残している同僚がいるわけです。そういう環境で揉まれたいという気持ちはありました。刺激を欲していたんだと思います。

-大阪では、名古屋と同様に新卒採用の支援を行なっていた正岡さんが、その後東京へ異動。しかも人事へキャリアチェンジすることになった背景を教えてください。

8年間営業をやってきて、営業スキルはある程度身についたという自負はあった。だから、これまでとは違う環境で自分を成長させたいという気持ちがあったんです。 そして、自分が事業会社である自社の人事として、どこまで通用するのか試してみたい、と。だから、決断に迷いはありませんでした。

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人事として「やりきった!」といえるのは...?

-人事の仕事にチャレンジして思ったことを聞かせてください。

今の仕事は会社の未来をつくる仕事なんです。定量化できないビジョンに対して、どう戦略を立てて、予算を組んで、配置を決めて、描いた"絵"を前にすすめていくか...専門知識も必要だし、俯瞰する力も必要。9年目になって、聞かれて答えられないことがあまりにも多かったですね。

-それでも今頑張れているのって何が要因なのでしょう?

今まで営業として何百社の採用を支援してきたけど、やっぱり自分はエン・ジャパンの理念が好きで、理念を体現している仲間たちが好き。だから、"よりよい会社"を本気でつくっていきたいと思っています。正解はないですが、正解を自分たちでつくっている感覚を得られるところが、人事の醍醐味だと思います。

-人事をやって達成感ってありました?

まだないです。「やりきった!」といえるのは、まだまだ先かもしれませんね。

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-転勤の話からずいぶん飛躍してしまいましたが、正岡さんのご自身の成長への厳しさ、そしてエン・ジャパンへの深い愛情を感じることができました。忙しい毎日が続いているようですが、お体には気をつけてください。ありがとうございました!


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