仕事の息抜きは育児で、育児の息抜きは仕事で―「出産後の復職」が当たり前になるためにできること。

2014年12月15日 01時45分 JST | 更新 2015年09月04日 20時40分 JST

こんにちは。Manamiです。

エン・ジャパンが出産後、復帰することは今こそ当たり前の風土になりつつある。

ただ昔はそうかというと違ったと思います。

先輩社員が乗り越えてきたから今こうして女性が働きやすい会社の仕組みや風土ができつつあるのです。

第3回目となるワーママ・イクメンインタビュー(過去の記事はこちら/1回目/2回目)は

今回は先陣を切ってローモデルとして活躍されているYumiさんにお話をお伺いしました。

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Yumiさん(エン・ジャパン株式会社/営業)
2006年エン・ジャパン株式会社へ入社。新卒採用支援事業部にてIT業界を中心に営業。
2012年末から出産休暇・育児休暇取得後、2014年春より人材紹介部門にて営業に従事。

■受けた恩を返すということ

もともと父子家庭でおばあちゃんっ子だったのですが、その祖母も仕事と家庭を両立していました。お母さんが働くことは自然なことと感じていたので、出産後も働くイメージはなんとなくできていました。

ただ入社したころはエン・ジャパンで出産して復職するというイメージは持てていなかったんです。というのは、内勤で総務やアシスタント職では実例があったものの営業として第一線で活躍している社員がいなかったため。

なので正直「エン・ジャパンの営業としてやり続けられるのか。」という不安はありました。

転職して一般事務として働くのも一つの選択かな、と漠然と考えたり。ただ第一線として会社に何か貢献できる存在でありたいとも思っていたんです。

休暇に入る前、一社一社引き継ぎをしていた時にこれまでのお付き合いで特徴的だったエピソードをお話いただけたり、お礼をいただけたり、「また一緒に仕事をしましょうね。」と言葉をかけていただけたりと、たくさんねぎらいの言葉をお客様からいただきました。それが入社からこれまでを振り返るきっかけとなったんです。そうした時にエン・ジャパンの会長越智がよく話している「受けた恩を返す」という言葉が浮かびました。

新卒で入社しイチからここまで育てていただいた上、産休・育児休暇をいただくことができ、戻る場所があるということは本当にありがたいことだと感じました。

■育児のストレスは仕事で解消される。仕事のストレスは育児で解消される。

とはいえ、実際にお休みをいただき会社を離れていると、本当に職場という環境に戻れるのかはとても不安でした。

というのも、会社の情報があまり入ってこないのもそうですが、出産後は育児に追われて毎日あっという間に夕方が来る、という日々。こんな生活なのに、どうやって仕事と両立ができるのだろうか。なかなか想像ができませんでした。

そんな中、人事主導で育児休暇中の社員、復職後の先輩ママ社員との交流会という社内イベントの機会があり参加させていただきました。

そこでまず感じたのが、仕事も家庭も両立し活躍している先輩ママ達がとても生き生きとされていらっしゃること。限られた時間で成果を出し、育児も楽しんでおられる方とお話できたことで、いい意味で衝撃を受けました。いろいろな先輩ママさんの話を聞いて、「やっぱり自分自身も経験や様々な出会いから成長し続けたい」と思ったんです。

特に印象的だったのは、先輩ママさんから頂いた言葉。

育児のストレスは仕事で解消される

仕事のストレスは育児で解消される

この言葉に勇気をいただました。

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■新しい環境にきたからこそ、学べたこと

復職後はとにかくいろんなことが変わっていました。

会社携帯がiPhoneになっていたり、資料をプリントしようとしたらプリンタから用紙がでてくるのではなく、BOX保存になっていて、改めて出力しなおさないといけなかったり・・・。

小さな変化であっても約1年半ぶりに社会復帰した自分にとっては毎日驚きでした。

一番衝撃だったことは、もともと所属していた事業部が組織編制でなくなり別事業部へ配属となったことです。当然知っている人も少ない。知識もない。ゼロ、というかマイナスからのスタートでした(笑)。とにかく出産前は「効率的に」という言葉が無縁な程なんでも気合でやるタイプだったので、時間がある程度カバーできたのですが、今はそうはいきません。

子供の迎えで毎日16時には退社しなければいけない。

そうした時に支えてくれたのが今の上司です。

「普通にやっていては確実に追いつかない。限られた時間でどうやったら成果がでるか。戦略を一緒に考えて動いていこう。」

と言っていただきました。

実践している事はとにかく仕事の効率化。自分にしかできないことはもちろん自分でやりますが、自分でなくてもできることについては周りの方に分担いただいたり、また社内でないとできないこと、社外でもできること。それぞれを切り分けて優先順位を決めています。

当社ではBYODの仕組みも進んでいるので、以前と比べると格段に社外でも仕事がしやすくなっているのもありがたいことでした。

その上で家事の効率化

主人と自分のお弁当を作っているので、土日に常備菜を作ったり、朝のうちに夕飯の下ごしらえを済ます、など。私が子供の送り迎えをする分、主人には洗い物や洗濯をお願いし、協力してもらう仕組みを作っています。また、育休中にできるだけ料理のレパートリーを増やすことも意識しました。

ただがむしゃらに走ってきたこれまでに+αで効率化ということを学び、そのために周りの方々に協力していただきながらチームで仕事をしていくことを学べ、更に成長できていると感じることができています。

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■今はただただ、仕事ができるということそのものが嬉しい。

以前は毎日当たり前のように出社して、仕事をして、の繰り返しでしたが復職をした今は新鮮な気持ちです。「仕事の息抜きは育児で、育児の息抜きは仕事で」、という先輩ママの言葉に納得しながらやっています。

専業主婦とワーキングママ、どちらが偉いなんてないと思いますが、私にはワーキングママのほうがあっていると感じます。「○○ちゃんのママ」というだけでなく、自分が一人の人間として評価をしてもらえること、活躍の場を与えていただいていることそのものに感謝しています。

今の目標は人材紹介の営業として成果を出し続け、立ち上げを成功させること。

時間の成約だけでなく、突然起こる子供の体調不良など、自分ひとりではどうにもならないこともあります。

出来ないからといって甘えにするのではなく、まず出来ることに関してはやり抜く。出来ないことに関してはどうしたらできるのかを考えたり、同じように働いているママ社員や上司に相談したりします。一緒に働くメンバーにあらかじめ情報を共有しておいたり、早めにアラートをだしておいたり。いざとなったときに気持ちよくお願いできるよう、日々信頼を構築しておくことが大切だと思います。そのためにも、まずは目の前のことを120%やっていきたいです。

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