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​​膵臓がんと告知されたお母さんの日記(第5話:「放射線治療(一旦)終了」)​

2017年07月30日 23時41分 JST | 更新 2017年08月07日 18時31分 JST

不定期でブログを投稿させていただきます、西口洋平と申します。

妻と小学生のこどもを持つ、一般的な37歳男性です。

「ステージ4のがん」であることを除いては。

がんだと宣告されたときに、おぼえた孤独感。仲間がいない。家族のこと、仕事のこと、お金のこと...... 相談できる相手がいない。同じ境遇の人が周りにいない。ほんとにいなかった。

それなら自分で仲間を募るサービスをつくろうと、ネット上のピア(仲間)サポートサービス「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」を、2016年4月に立ち上げました。

子どももいて、地元には親もいる。仕事やお金...... 心配は尽きません。

そんな僕みたいな働き盛り世代で、がんと闘う人たちをサポートしたい。そんな思いから、抗がん剤による治療、副作用と付き合いながら、仕事と並行して、地道に活動を続けています。

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キャンサーペアレンツのFacebookページで活動情報をアップしていきますので、「いいね」をお願いします。

取材記事

36歳の末期がん患者が、娘に残すために始めた「最後の仕事」

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膵臓がんのナオさん。

2015年6月にがん告知を受け、手術や抗がん剤治療を経験。2016年に再発し、抗がん剤、放射線など様々な治療を行うものの、現在は無治療で生活。小学校一年生の息子さんと旦那さんの三人暮らし。

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ナオさんがキャンサーペアレンツに登録したのは、2016年9月。

発信するのは苦手とのことで、キャンサーペアレンツに登録するまではブログや日記などを書いたこともなく。そんなナオさんの日記を、ご本人の了承のもと、これから一つずつご紹介をさせていただきます。

第1話はコチラから

第2話はコチラから

第3話はコチラから

第4話はコチラから

※キャンサーペアレンツは、子育て世代・就労世代のがん患者のコミュニティであり、様々な社会的な接点の中で生きています。こども、家族、仕事、地域、普段の生活、将来への不安。がん患者への偏見や誤解など、まだまだ「がんと生きる」ということに対する理解が乏しいというのが実態です。キャンサーペアレンツでは、ここに集う方々の意見を『声』として広く世の中に発信し、がんに対する理解を広げ、がんになっても生きていきやすい社会を実現すべく活動を行っています。

■投稿日

2016年11月5日(土)

■タイトル

放射線治療(一旦)終了

■本文

こんにちは、膵臓がんのナオです(代名詞にするの嫌やなー 笑)!

写真は本文とまったく関係ありませんが、親子遠足で登った京都の愛宕山からの景色...... 笑

(私はもちろん登ってない。夫が行きました)

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約1カ月にわたる、放射線治療が終了しました。

家から病院までは割と近いのですが、平日毎日はなかなかきついですねー。

治療そのものは待ち時間もなく5分程度なのですが、精算を普通に総合受付で毎日しなければならないのが地味につらい。それだけで30分以上かかってしまいます。入院みたいにまとめ払いできる制度はないのか。。。他の病院にはあるのかな?

***

私の今回の放射線治療は治療と言っても疼痛緩和のためのものです。

治癒は難しいけど、腫瘍の縮小効果も(ちょびっと)期待して......というものです。

しかし結果、まさかの、ほんとに、どういうわけか、ひとつも痛くなくなりました!!!!!

放射線治療スゲー!!!!!(゜ロ゜;

放射線治療するまで、けっこう痛かったんですよ。

ロキソニンやハイペンで済む程度でしたが、それでも飲まずに生活するのは、ちょっと厳しい感じでした。しかし治療終盤あたりから、全く痛くなくなり。すごいすごいすごい! 感動です。

腫瘍の縮小効果があったかどうか(私の場合、現状維持?)は、数カ月後にしかわからないそうですが、これだけ痛くなくなったし、効果があったと思いたい。笑

放射線治療の担当医からは最初に、「同じがんでも放射線治療できたりできなかったり色々あるのでネットに書いてあることなんかで疑問があれば聞いてくださいね」

と言われているので、放射線治療ができるかどうかは、かなり個人差があるみたいですが......。

***

それにしても、痛みがない、というのは精神的に大事なことですね。痛いと自分が悪い方向に向かっているのだと、知らず知らずのうちに落ち込んでしまいます。

痛み止めを飲むことは進行していることを認める気がして、それすらちょっと抵抗がありました。薬を飲んでも痛くないほうがいいに決まってるのに。次また痛くなったら、ガンガン痛み止め飲も......

今回、主治医オススメ(?)という放射線科の先生が、めーーーっちゃ優しい、患者の話をしっかり聞いてくださるいい先生でした。

私が「骨髄抑制がひどく、近いうちに抗がん剤に限界がくるかもしれません。完治しないことはわかっているけど、少しでも引き延ばしたいです。そうなったとき、放射線でできる治療はまだありますか?」と聞くと、

「今後の経過によるけど、放射線治療でできることもまだあると思いますよ」

と言っていただき、今回の治療は終わりましたが今後も主治医のいる外科に加えて、放射線治療科でも月イチの診察で一緒に経過を見てくださることになりました。これはかなり、心強いっ!

先生方、看護師さん、薬剤師さん、技師さん、いろんな方々に、いろいろ考えていただいて有難い限りです。私なーんにもしてなくて、申し訳ないです。笑

***

再発がわかったとき、主治医に子供のこともあるので、だいたいの目安を教えて欲しいと言うと、「あくまで中央値だけど、早ければ半年......」と言われた半年を超えました。

ぜーんぜん死ぬ気配はなく、とっても元気にしています。

今こうして生きていることは奇跡なのかも。

健康な人だって、そう。

みんないつかは遅かれ早かれ必ず死んでしまう。

そして、やっぱりひとりで生きてるわけじゃないなあって思います。

周りの支えがあってのこと。

忘れないように、家族との限りある毎日を大事に過ごしたいなって思います。

大阪で開かれるキャンサーペアレンツのオフ会に行きたい!

きっと行ったら元気が出ると思う。

主人の誕生日なので家族とも過ごしたいけど、主人がこの日仕事になれば私はオフ会に、、と思っているのですが。

期待して、申し込み締切日のギリまで様子見ます。笑

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(第6話へつづく)

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