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DHC会長からの借入金について

2014年04月01日 15時47分 JST | 更新 2014年05月31日 18時12分 JST

この度は、私の個人借入の問題でお騒がせをいたし、深くお詫び申し上げます。DHC吉田嘉明会長からお借りしたお金は、党勢拡大のために党に迷惑をかけることのないよう、私が純粋に個人としてお借りしました。選挙資金として融資の申し込みをしたというメールが存在すると報道がありました。私の方で確認できていませんが、たとえそれがホンモノであったとしても法律違反は生じません。

一般的に、党首が選挙での躍進を願って活動資金を調達するのは当然のことです。一般論ですが、借り受けた資金は党への貸付金として選挙運動を含む党活動に使えます。その分は党の政治資金収支報告書に記載し、報告します。

党首が個人の活動に使った分は、政治資金規正法上、政治家個人には報告の義務はありません。そのような制度がないということです。個人財産は借金も含めて使用・収益・処分は自由にできるからです。

猪瀬直樹前東京都知事のケースは、自分の選挙資金として借りたのに報告していなかったというものです。私の場合、私個人の選挙運動のために借り入れた資金ではありません。ここが猪瀬氏と根本的に違うところです。私は自分の選挙にも借入金を使ったことがないので、私の選挙収支報告書には載っていないだけです。党に貸し付けた分は、2012年分の党政治資金収支報告書に2.5億円きちんと掲載されています。

私が政治家個人として使った中には、党が躍進するためにどうしても必要な支出がありました。政治資金を使えない出費もたくさんあります。5年前、私の個人資産はもっとたくさんありましたが、今はスカンピンです。借金の元本返済は「お金ができた時でよい」と吉田会長がおっしゃるので、その言葉に甘えて今は金利だけ払っております。今後、資金工面ができ次第、返済はして参ります。

今年の1月になってから吉田会長から頻繁にメールを頂くようになりました。吉田会長の言っていることは、「結いの党の会派離脱を認めよ」、というものでした。正直私は驚きました。国会内の会派の問題まで口出ししてくるのは間違いなく、結いの党・江田代表と相談の上のことだと理解しました。

水野参議院国対委員長と合議の結果、参議院でも会派離脱は最終的に認めたわけですが、その次に吉田会長から来た話は、「なぜ予算委員会の3名の委員を独占するのか、結いの党に一人分け与えるべきである」、ということでした。それができないのであれば、自分としても考えるところがあり、今まで支援をしてきたことを江田さんにも話し、世間にも公表する、というものでした。

みんなの党にとっては、「増税の前にやるべきことがある」というのは一丁目一番地の話です。それで選挙を戦い、有権者の皆さまから議席を頂きました。我々は結いの党に対して、増税を前提としない増税凍結を前提とする予算修正動議を一緒に出す提案をしました。しかし残念ながら衆議院段階で結いの党が選んだのは、「増税を前提とした」予算修正案を維新と一緒に出す、ということでした。"誰と組むか"の前に"何をやるか"を徹底して突き詰めるのがみんなの党です。増税凍結、増税の前にやるべきことがある、というアジェンダをもって戦った結いの党の皆さんが、よりによって増税を前提とした維新の修正案に乗ってしまいました。"何をやるか"よりも"誰と組むか"を優先した結いの党に対しては予算委員を割譲することを止めた、という経緯です。

吉田会長は再三にわたり「言うことを聞かないのであれば、渡辺代表の追い落としをする」、と言っておられたので今回実行に移したものと思われます。

大変残念でございますが、私も政治家・議会人としての矜持がございます。国会の中のこと、政策、路線といったことについて、多額のお金を融通して頂いた方でも譲ることができない、一線があります。

現在、私の通帳を、弁護士であり我が党の倫理委員長である三谷衆議院議員に、法に触れるような支出があるのか否か調べてもらっています。猪瀬氏はキャッシュで受けとっていますが、私の方は銀行口座を通じての振り込みです。つまり、ほぼどういう具合に使ったかがトレースできるお金で、裏金ではない、ということです。私には一点の曇りもありません。吉田会長からはありがたいことに個人献金もいただいています。これは政党支部か政治資金管理団体の口座に頂いています。借入金については全く別の個人口座であり、私が自由に使用・収益・処分できるものです。三谷議員の調査などを踏まえしっかりと説明責任を果たしてまいります。

今回の騒動の本質はみんなの党から分かれた江田憲司氏の結いの党が仕掛けた権力抗争です。それゆえ吉田会長は私に代表辞任・議員辞職を迫ってきているのです。吉田会長のメールには「江田さんの話では」とか「江田さんに聞いたら」とか「江田さんに話しました」などという表現が出てきます。連携プレーであるのは間違いありません。

東京地検に告発状を出した元都議は、都議選でみんなの党から出る話もありましたが、選考でもれた人です。同氏の周辺には江田憲司氏の元秘書やみんなの党を離党した区議などがいます。

結いの党は各地でみんなの党地方議員に離党勧・誘引き抜き作戦を行っています。日本維新の会の小沢鋭仁国対委員長は「これで野党再編がやり易くなる」などと公言しています。

みんなの党は次の選挙目当ての野党再編などという小さなことではなく、自民党を巻き込んでテコの原理で政策の実現をはかっていこうと路線をとってきました。こぢんまりとした野党再編か、もっと大きな日本の進路を決める大きな政界再編かの争いが根底にはあるのです。

理不尽なスケープゴート祭りは必ず、潮目が変わります。その時が反転攻勢のチャンスです。私はブレない・曲げない・崩れない、のみんなの党精神で今後も邁進して参ります。今後ともご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

(2014年3月31日「ヨッシー日記」より転載)

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