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<迫る統一地方選>初出馬の無所属系女性候補者を待ち構える数々の障壁

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4月に行われる統一地方選に向けて候補者が続々と活発な活動を始めている。有権者として見るべきポイントは多々あるが現職議員に至っては4年間、選挙間近だけでなく汗をかいて働いたか否か、ということに尽きるだろう。地方は国の制度とは全く異なる二元代表制の為、政党政治を持ち込むことで地域が前に進むことが閉ざされるということは極力避けなくてはならない。改革と謳う政党であっても政党の施策を地域に落とし込まれると非常に困ることがある。例えば公務員や議員、議員報酬の大きな削減を掲げられても、既に手一杯で仕事をしている地域で、もし2割も3割も公務員を削減したら行政は立ち行かない。地域の実情に合わせて地方議員がそれぞれの判断で動くことが求められる地方政治に政党政治は似つかわしくないというのが私の持論である。

そういった主義・主張から私自身、選挙も完全無所属で闘い、現在でもそれを貫いている。そういった考えに賛同した若手が複数おり、私は全国でしがらみのない若手政治家を輩出すべく、育成等に力を入れている。その中でも女性からの相談は少ない。私は我孫子市議会で24名中4名しか女性がいない実態を憂い、一緒に女性視点の政治を進められる候補者を探すがなかなか政治家になろうと思う稀有な人は見つからない。更に千葉県議会に至っては定数95名中、女性議員はたったの7名という絶望的な数字。我孫子市(定数2)でも県議は2名とも男性(※1名辞職)だ。

政治というのは生活者の視点に立ち、公平な社会を築き、ダイバーシティを大切にしてサポートし合う世の中にすべく、問題点を是正したり、時代に即して新たな取り組みを実行に移していくことが大きな役割であると考える。その生活者というのは、男女であり、子どもであり、学生であり、障がい者であり、サラリーマンであり、主婦であり、シングルマザー・ファザーであり、キャリアウーマンであり、高齢者であり・・・あらゆる立場のあらゆる年代のことを指す。つまり生活者の立場を考えるのに政治の世界の男女・年齢比率、割合が生活者の割合と比例していないことが歪みとして表れるとすれば、女性が約1割しかいない議会や年配議員ばかりの議会や民間経験のない議員ばかりの議会というのでは多くの生活者の意見をくみ取ることは不可能である。

そういった視点からも私は女性議員を全国的に増やしていくために支援をしているが、やはり家族の反対や駅頭等活動の辛さから出馬を断念したり、落選したケースでも再起を目指さず「もうあんな思いはコリゴリ」と政治から離れていく。一方で私が今回全面的に支援する無所属の20代若手候補者たちは苦しいながらも楽しそうに活動をしている。この違いはなんなのか。

男女は同権であるが同質でないことがまず挙げられる。選挙期間が生理や出産と重なれば絶望的である。そもそも体のベースが異なり、身体的なマイナス面が非常に大きい。更には政治家に対する誹謗中傷が横行していることもある。これまで多く危険な思いをしてきているが、これらに耐えられる精神力は普通の感覚では身についていないのは当たり前だ。

この危険回避にもマンパワーも必要となり、毎回毎回活動も苦労する。尚且つ、出馬するにあたり、お金もかかり、事務手続きや選挙方法、公選法も煩雑すぎて、無所属はスタートラインに立つことすらも壁が分厚く、高い。

残念ながら政界で女性はまだまだ珍しい存在であり、少ないからこそ女性というだけで目立つという日本社会の性差に関する遅れが政界に如実に残っている。ということであれば、女性議員がどんどんと増えて、女性が政治を行うことが当たり前になれば良い。政治に女性視点を入れることで女性をサポートする施策は増える。現状では政治も仕組みも全部女性の味方ではない。公平な社会にするためには生活者の構成比と議会の構成比を近づけることであると感じる。

一方で民主党は候補者に特別金を支給すると発表した。現職と元職にも支給され、新人の場合は支援基金、特別金、公認料などで計250万円を受け取ることができると報道されたが、政党政治ではない地方政治であるにも関わらず無所属にとって難しい選挙を更に難しくしている現実がある。

私は地方政治のあるべき姿を反映すべく、意欲ある無所属候補者を支援し、どんどんと輩出していきたい。その為にも地方政治における現状を多くの有権者に知ってもらいたい。