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リアルとバーチャルで節目を迎えた、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

2013年11月17日 23時43分 JST | 更新 2014年01月17日 19時12分 JST

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50周年を迎えた、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートホール「フィルハーモニー」(撮影・松岡由希子)

1882年に創設された世界屈指のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)は、2013年、2つの節目を迎えています。

そのひとつは、本拠地のコンサートホール「フィルハーモニー(Philharmonie)」が完成から50周年を迎えたことです。現代建築としても高く評価されている五角形のホールは、最高レベルの音響と舞台との一体感を追求し、舞台の周りを観客席が取り囲む構造となっているのが特徴。舞台からの音が様々に反響し、すべての観客の耳に心地よく届くよう設計されています。2013年10月20日に開催された記念コンサートでは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が紡ぎだす美しい音色に、約2500人の観客たちが酔いしれていました。

そして、もうひとつの節目は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の映像配信ポータルサイト「ベルリン・フィル デジタル・コンサートホール」が2009年に開設されてから5年が経ったこと。このサイトでは、月額14.90ユーロ(約2000円)で、年間約40回のコンサートをライブ視聴できるほか、200本以上のアーカイブ映像をいつでもオンデマンドで観ることができます。また、ハイライト映像やインタビュー、教育プログラムなどの映像は、このサイトで無料開放されている、動画共有サービスYouTubeの公式チャネルでも公開。クラシック音楽における数々の貴重な資産をデジタルアーカイブ化し、広く一般に共有しています。

このように、リアルとバーチャルで大きな節目を迎えたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、現在、首席指揮者サイモン・ラトル氏とともに、来日公演中。日本での全6公演のチケットは完売とのことですが、この節目を機に一度、ベルリンフィルの音色に触れてみてはいかがでしょう。