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米ボナルー・フェスティバルによる、ユーザ参加型のドキュメンタリー製作プロジェクト「True Roo」

2013年06月25日 17時36分 JST | 更新 2013年08月24日 18時12分 JST

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2013年6月13日から16日まで米テネシー州で開催された、ボナルー・フェスティバル

米テネシー州で2013年6月13日から16日まで開催されたボナルー・フェスティバル(Bonnaroo Music & Art Festival)は、アメリカ三大野外フェスティバルのひとつ。米国内外から8万人以上の音楽ファンが来場し、元ビートルズ(Beatles)のポール・マッカートニー(Paul McCartney)やアイスランド出身のシンガーソングライター・ビョーク(björk)ら、世界的ミュージシャンのパフォーマンスに熱狂しました。

このように盛況のうちに幕を閉じた2013年のボナルー・フェスティバルでは、現在、クラウドソーシングを活用した公式ドキュメンタリーの製作に着手しています。「True Roo:Fan Faces of Bonnaroo(ボナルーの真実: ボナルーファンの姿)」と呼ばれるこのプロジェクトは、フェスティバル期間中に撮影された動画・画像を来場者から募り、様々な角度からフェスティバルの様子を記録しようという試み。応募者は、自分の動画や画像に共通ハッシュタグ「#TRUEROO」を付加し、「True Roo」の公式フェイスブックページやInstagram、YouTubeなどを通じて投稿することとなっています。

スマートフォンとソーシャルメディアネットワークの普及に伴い、いつでも、どこからでも、記録に残したいシーンをワンタッチで撮影し、オンラインで共有できるこの時代、インターネット上には膨大な量のデジタルコンテンツが散在しています。このような状況のもと、「True Roo」は、ボナルー・フェスティバルにまつわるデジタルコンテンツを集約することで、より多様な視点からフェスティバルのリアルな姿を捉え、残し、伝えようとしています。

来場者からのデジタルコンテンツを用いた公式ドキュメンタリーの製作にあたっては、画像や動画に映り込んだ人々のプライバシーやミュージシャンの肖像権など、慎重に判断すべき課題もありますが、「True Roo」は、クラウドソーシング技術が進歩し、ソーシャルメディアが普及する時代だからこそ実現できる、ユーザ参加型のドキュメンタリー製作プロジェクトといえるでしょう。