ベルリンの「ジャパニーズ・クリスマスマーケット」に行ったら相撲することになった話

ドイツには各地方ごとに伝統的なクリスマスマーケットがたくさんあるんですが、ここベルリンにはなんと「ジャパニーズ・クリスマスマーケット」なるものがあるんです。

どうも、ドイツ初のクリスマスを楽しんでいるwasabi(@wasabi_nomadik)です。

ドイツには各地方ごとにドイツらしい伝統的なクリスマスマーケットがたくさんあるんですが、ここ国際色豊かなベルリンにはなんと「ジャパニーズ・クリスマスマーケット」なるものがあるんです!

これは去年のクリスマスから始まったのですが、超絶満員の大人気イベントだったようで入場する段階で行列ができていたそう。そのため今年はさらに規模を大きくして「ARENE BERLIN」という会場に移動し、12月5日(土)と6日(日)に開催されました。

会場ではフード系を中心にいろんなブースが軒を連ねていました!

たこ焼きやお好み焼き、たい焼きなど日本の粉もの系はバッチリ揃っていて朝から食べまくりました!

私が以前日本文化関連で取材させていただいた方々も多く出展していたので、知り合いがたくさんいてお話するのも楽しかったです。

テンペLOVE!

こちら、最近日本でも流行っているという「おにぎらず」。食べた事なかったのですがブースで売っていたので買ってみました!日本ではあまり見かけない、「テンペ」のビーガンおにぎりらずです。テンペとは大豆を発酵させて固めた納豆のような食品なのですが、私はこれが大好きです!

友達のジャックリーンも初おにぎらず挑戦。「おいしい!」とのこと。

美人とクリスマスと日本食・・・イイ!

ヨーロッパではタコとか食べる文化がない場合も多いんですが、是非彼女に試して欲しかったのでたこ焼きをおすすめしてみました。

たこやき久しぶりにみた!!

美人とクリスマスとたこ焼き・・・イイ!

こんな感じで他にもお好み焼き、抹茶ラテやらホットアップル・ウオッカ等いろいろ食べ歩きました。会場は外と中両方ありますが、12:00の開場とともに15分くらいで混み始めてきました。さすが大人気イベントだけあります。フードのブースも開場1時間後くらいにはすでにどこも列ができているような状態でした。

日本人アーティストによる作品

会場自体は広くて、食べるテーブルや椅子もあるので、ぎゅうぎゅう詰めになってしまうようなカオスな感じでもなかったです。フードだけでなく他の手芸品やアート作品、着物や日本のアニメ関連グッズの販売ブースも見応えがあって飽きさせません。

と、ここでホットアップル・ウオッカを売っている兄弟と仲良くなったのですが、右の弟が「相撲ブースで一緒に相撲できる人を探してる!」と言ってきたので、「あ〜あれ面白そうだよね」と言ってしまったが最後・・・!なぜか私が相撲の相手をすることに(笑)

まじかよ〜!左のお兄さんは「君に金を賭ける!」とか言ってるし(笑)

まさかの展開に・・・

しかも、その相撲というのがコレですよ!

あなたはクリスマスに相撲という展開を想像したことがあるだろうか。

ブクブクのコスチュームに身を包むのですごく動きにくい!相撲というよりかはもはや体当たりゲーム。

しかしそんなことは言っていられない。

続々と集まるオーディエンス、なぜか賭けられた賭け金。ここは勝たなければ・・・!

なぎ倒される私

はい、結果はむなしくも全敗ゴメン、兄。

弟君は一切手加減なし!w こんなコスチュームなのに軽々持ち上げられて吹っ飛ばされました(笑)

でもまぁ、笑いがとれたので良しとしよう。って私は芸人か・・・。

これやると一気に体があったかくなって、ウォッカがかなり回ってきました。来年もこの相撲ブースあったら是非試してみてください。寒い日におすすめです。(笑)

デンマークのけん玉チーム

そのほかにも、デンマークのけん玉チームとも仲良くなりました。ヨーロッパでは、けん玉って「ジャグリング」のひとつとして認知されているんだとか。

ちょっとスケーター文化みたいな一面もあって、最初は趣味で始めたけれど自分たちでチームを組んでけん玉のテクニックを向上させたり、オリジナルのけん玉をデザイン、製造し始めたりイベントでプロモーションをたくさんしてたらいつの間にかプロ・プレイヤーになって、今はけん玉で生計立てているらしい。すごいですね〜。こちらで出会う人は本当こういう人多いです。

けん玉でプレイするだけでなくて、デザインや木工技術などを含め色んな展開を見せているからけん玉を中心にひとつのカルチャーとしていろんな要素が入り交じった面白い活動になっている様子。

けん玉フリースタイル

彼らの事も後日詳しく記事にしようと思っていますので、お楽しみに!

何はともあれ、楽しいクリスマス・マーケットでした!また来年もあるといいなぁ。

(2015年12月7日「WSBI」より転載)

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