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【ご提案】『こどもの日』はすべての大人が子どもの未来を考える日にしませんか? Vol3

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♪♬♪祝!こどもの日WEEK♪♬♪
『こどもの日』はすべての大人が子どもの未来を考える日にしよう
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『こどもの日』は、子どもがいる人もいない人も、子育てを終えた人もこれからの人も、すべての大人が子どもたちのすこやかな成長を願う日にしませんか?みなさんに、子どもたちのことを考えていただくきっかけとして、2010年より低所得の子どもたちに向き合ってきたキッズドアの現場で見られる子どもたちの様子を、ショートエッセイにして5月1日から毎日1話、7話連続で配信します。

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<子どもの貧困ショートストーリ>
第3話:「数字ってなあに?」からの挑戦!
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「3に何を足したら10になる?」
「え〜!分かんないよ...。」

小学2年生の頃からキッズドアが開催する低所得家庭の子どもたちを対象にした学習会に通い始めたC君は、算数が苦手でした。最初の頃は「数字ってなあに?」とボランティアさんに質問。簡単な足し算もなかなか解くことができませんでした。
お母さんもとても気になってはいたけれど、家計が厳しいので塾に通わせる事はできません。お仕事が忙しく、家でじっくりと勉強を教えてあげる事もできません。自治体が開催するキッズドアの無料学習会を見つけて申し込んできてくれました。

数字が苦手なC君に、どうやったら楽しく足し算を教えることができるのだろう?毎回、学習会の後に行われる反省会で、ボランティアさんたちはアイディアを出し合い、皆で考えました。

「おはじきを使ってみよう」
「C君の好きな車を使って教えてみたらどうだろう?」

そんな努力の甲斐もあり、1年後にはC君は足し算を自分で解けるようになりました!そして、現在はかけ算を練習中です。

無料学習会には様々な事情を抱えた子どもたちがやってきます。家庭の事情で不登校だった時期がある子、兄弟の面倒を見なければならないから家ではまったく勉強出来ない子、さまざまな理由でご両親と暮らせずおばあちゃんや親戚と暮らす子、発達障害があったり、お勉強がとても苦手だったりするけれど親御さんがじっくりと向き合う時間がとれない子、など困難が折り重なっているご家庭もあります。ボランティアさんは学習会の間、一人一人の子に寄添い、その子の個性や状況をみながら、子どもの自主性が育つよう、学習指導を行っています。

 子どもの成長には時間がかかります。私たちキッズドアは子どもたちの成長を長く、途切れることなくサポートしていきたいと思っています。国の取組みが進み、行政の無料学習会も随分増えてきました。しかし、例えば通える年数に限りがあったり、残念ながら行政の決めた要件にそぐわなかったり、定員を超えてしまったりと、無料学習会に通えない子どもたちもまだまだ多いのが現状です。そんな子どもたちのために、私たちは、寄付などによる自主事業の学習会を開催しています。しかし、まだまだ数は足りません。
 
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♪♬♪祝!こどもの日WEEK♪♬♪
『こどもの日』はすべての大人が子どもの未来を考える日にしよう
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