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「コミュ力」を取り違える就活生

2013年12月18日 02時33分 JST | 更新 2014年02月15日 19時12分 JST

ハフィントンポスト読者の皆さん、はじめまして。東京都内でIT/WEB業界を中心とした転職・キャリアコンサルティング会社を経営するアクシス株式会社代表・キャリアコンサルタントの末永雄大と申します。

大学在学時の起業経験~新卒で就職した会社も含めて、約10年近く、IT/インターネット業界と人材業界をメインキャリアとしてきたため、IT/インターネットを活用した、これからの人材・採用・雇用・転職・就職・キャリア・働き方等を主なテーマとして、皆さんとこちらで意見交換・情報交換していければと考えています。

会社員時代、大手転職エージェント会社に在籍していた中で、普段は知り得ない様々な業種・職種について、疑似的に知る機会が多く、世の中には、想像していた以上に多様な働き方がある事を知りました。また、IT/インターネットの発展により、クラウドソーシングやWebチャットを活用した遠隔マネジメント等、今までになかった新しく多様な雇用形態・マネジメントスタイルが生まれています。

こちらでは、そうしたIT/インターネット時代に、さらに多様化していく社会の中での、新たな採用手法・マネジメント手法・働き方等を取材し、情報発信・シェアしていきたいと思っています。

できるだけ分かりやすい表現で、今後、情報発信に努めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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■「コミュ力」を取り違える就活生。その原因とは?

さて、早速、第一回のトピックですが、産経新聞(8月20日(火)6時25分配信)で取り上げられていた記事をテーマに、私なりに、噛み砕いてみたいと思います。

「コミュ力」って何だろう? 取り違える就活学生が急増(産経新聞 8月20日(火)6時25分配信)

「経団連が毎年発表している「選考時に重視する要素」によると、企業が学生に求める力1位は「コミュニケーション能力」。今年はまだ発表されていませんが、なんと9年連続1位」(産経新聞 8月20日(火)6時25分配信 記事中から引用)

コミュニケーション力は、確かに新卒・中途に関わらず採用面接の現場では、非常に重視されるポイントになっています。

詳細は、以下のBlogエントリーも参考にしていただければと思いますが、こちらの記事中にある通り、「話す力」に集中してしまう就職活動生・転職希望者が非常に多く、「聴く力」「読む力」を意識されていない事がほとんどです。

・面接の目的って考えた事ありますか? - 転職コンサルが語る「すべらない転職」

鍛える方法についても、記事中にある内容と同意で、私も、普段、阿吽の呼吸でわかり合える相手とばかりコミュニケーションするのではなく、世代や国籍の異なる人とコミュニケーションする事が一番有効と思います。

ただし、こうした問題は、学生のコミュニケーション力不足だけが、原因ではないのではないかと思っています。

現在の就職活動の構造自体にも、一因があるのではと感じます。わたしも仕事がら学生と接点を持つ機会が多くありますが、彼ら彼女らも、普段の日常会話であれば、相手の話を傾聴したり、空気を読む事は実際一定はできていると思うのです。

それが就職活動になると、なぜかできなくなってしまう・・。

採用企業・人事側は「弊社ではコミュニケーション力を求めています」と毎年毎年漠然としたメッセージを各社ともに発信しています。意識の高い就職活動生程、必死に事前準備・訓練をしようと考えます。結果、準備のできる「話すための台本」を用意してしまっているわけです。

そうしてしまう気持ちはよくわかります。何しろ就職活動生にとっては、志望度の高い企業の面接は、「一発本番」なわけですから。

こうした一部の有名・大手企業に学生が第一志望として一極集中してしまう現在の就職活動の構造こそが生んでしまっている問題だとも言えるのではないでしょうか。

数少ない志望企業の面接・選考に落ちてしまって、大手・有名企業に入れなければ、負け組・・・、といった価値観が、なんだかんだ一定あるのだと思います。

私自身、こうした現状自体を変えていけるよう、模索していきたいと思います。

今回は、以上です!

今後も定期的に、これからの働き方・キャリア・採用事情について、情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします!

「就職活動の面接で学生がコミュ力を取り違えてしまう本当の理由とは?」

(この記事はYahoo!ニュース内のページ「就職活動の面接で学生がコミュ力を取り違えてしまう本当の理由とは?」に8月20日付で掲載された記事の転載です)