千と千尋の神隠し 韓国語版 「千尋」の声は「さつき」だった

『千と千尋の神隠し』の韓国語版タイトルが話題になっている。韓国の経済ビジネス情報サイト『NNA.ASIA』によると、韓国語版『千と千尋の神隠し』のタイトルは、『千と千尋が行方不明』という意味の言葉が使われたとのこと…
Elizabeth Shafiroff / Reuters

『千と千尋の神隠し』の韓国語版タイトルが話題になっている。韓国の経済ビジネス情報サイト『NNA.ASIA』によると、韓国語版『千と千尋の神隠し』のタイトルは、『千と千尋が行方不明』という意味に訳されたとのこと。韓国には"神隠し"という言葉が存在しないため、"行方不明"という意味の言葉を使ったようだが、「"行方不明"だと意味が違う!」という声が、日本のネットユーザーの間からあがっている。

なお、Wikipediaによると、『千と千尋の神隠し』の海外版はそれぞれ、

・中国語:『千与千尋』(千と千尋)

・ドイツ語:『Chihiros Reise ins Zauberland』(千尋の魔法の国の旅)

・英語:『Spirited Away』(誘拐する、神隠しにする、忽然と連れ去る)

・スペイン語:『El viaje de Chihiro』(千尋の旅)

・フランス語:『Le Voyage de Chihiro』(千尋の旅)

というタイトルとなっている。

"神隠し"という意味の言葉を使っているのはわずか英語だけで、フランス・スペインでは"旅"という意味を使っている。

何故、韓国語版では"行方不明"という意味の言葉が使われたのかは分からないが、DVDのパッケージ等では、"千と千尋"の部分のみが強調され、"行方不明"の箇所は小さく表示されるデザインである。

なお、韓国語版で「千尋」の声をあてた声優の「チェ・ドクフイ」さんは、Wikipedia 韓国によると、他のジブリ映画『となりのトトロ』では、「さつき」の役を演じていたり、ゲーム版『新世紀エヴァンゲリオン鋼鉄のガールフレンド』では、「葛城ミサト」を担当しているとなっている。

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