震度6弱の淡路島 地震の傷跡、今も生々しく

兵庫県の淡路島で震度6弱を観測した4月13日の大地震。5府県で計23人が重軽傷を負った。地震から約1カ月後の5月18日に当地を訪れて被害の模様を撮影したHoly氏が、している。

兵庫県の淡路島で震度6弱を観測した4月13日の大地震。5府県で計23人が重軽傷を負った。地震から約1カ月後の5月18日に当地を訪れて被害の模様を撮影したHoly氏が、8bit newsに記事を投稿している。

それによると、動画の撮影場所は洲本市の炬口(たけのくち)地区とのこと。屋根の補修で未だにブルーシートに覆われている家が多く立ち並んでおり、古くからの住宅は壁が崩れるなど、ひどく損壊しているのが大半だったという。Holy氏は次のように書いている。

大通りから一歩奥へ入ると、映像にあるような光景が続いています。建物には、「危険」の赤い紙や「要注意」の黄色い紙が貼られていました。「要注意」と書かれた紙が貼られているお宅から、人の声もしていたりして、離れたいけど離れられない、どうしようもない思いがそこにあるような気がしました。

近年では東日本大震災の印象が強すぎて、他の地震の被害に対して、感覚が麻痺してしまっている人も多いかもしれない。その意味でも、日本各地で地震は常に起こっていることを印象づける、この動画の価値は大きい。地震の用心は常に必要だということだろう。

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