「ドラえもんの“どこでもドア”が現実にあれば・・・。」
そんなことを考えたことがある人は多分私だけではないだろう。
その夢が実現するかもしれないサービスがあった。実際にその場所に行くことはできないが、インターネット上にある「秘密のドア」を開けると、これまで行ったことがない場所を覗き見することができるのだ。その名も「the Secret Door」というWEBサービス。トップページのドアをクリックすると、ランダムにどこか知らない場所が映し出されるのだが、私も試しにドアの向こう側へ行ってみた。
最初に辿り着いたのは、イギリスのエクセター大聖堂。画面をドラッグすると頭上のステンドグラスを見ることができ、矢印をクリックすることで、別の部屋へ移動することもできる。落ち着いたBGMが流れ、大聖堂の雰囲気とマッチしている。
ほかにも、日本のどこかの温泉や、海外の人たちが入浴を楽しんでいる浴場施設、古いつり橋の上など、自分でも思わぬ場所に行くことができ、ただ景色を楽しむ以外にもいろんな発見ができそうだ。
このようなGoogleのストリートビューを利用したサービスには他にもある。
地図上の始点と終点を指定するとその道筋のGoogleストリートビューの画像を繋げて動画のように見せてくれる「Google Street View Hyperlapse」は、気軽にドライブ気分を楽しむことができる。
また、ストリートビューを利用したゲームもあり、「STREETVIEW ZOMBIE APOCALYPSE」は、自分の好きな場所を指定し、その街中をさまよっているゾンビから逃げ回るゲームだ。自分の住んでいる街を舞台にゾンビから逃れるスリルも味わえる。ゾンビが思ったよりも小さいのが難点だろうか。
この梅雨の季節、休みの日を家で過ごすことも多くなりそうだが、Googleストリートビューで、家にいながら小旅行や、プチアドベンチャーを楽しんでみてはいかがだろうか?
関連記事