名刺管理アプリ Eight がバージョンアップ、名刺の全項目をテキスト化

スマートフォンのカメラやスキャナで読み取った名刺情報を自動的にOCR(光学文字認識)して、後から簡単に検索できるようにしてくれる名刺管理アプリ Eight がバージョンアップしました。
名刺管理アプリ Eight

■人力OCRの名刺管理アプリ Eight が更新、名刺の全項目をテキスト化

スマートフォンのカメラやスキャナで読み取った名刺情報を自動的にOCR(光学文字認識)して、後から簡単に検索できるようにしてくれる名刺管理アプリ Eight がバージョンアップしました。AppStoreやGoogle Playにて無料でダウンロード可能です。 Eight では、読み取った名刺データを提供元であるSansanの登録センターにて手作業でテキスト化します。このため、機械的にソフトウェアなどでOCRするよりも時間はかかりますが、テキスト化の精度は高い--というわけです。数百枚規模の大量の名刺であれば数営業日はかかる印象ですが、数枚であれば早ければ数分から遅くとも数時間といったところでしょうか。

今回のアップデートでは、これまでテキスト化の対象が「会社名」「氏名」「電話番号」「メールアドレス」4つだったのに対して、名刺記載の全項目情報を対象にテキスト化します。例えば、部門の電話番号や携帯電話の番号などももれなくテキスト化しますので、これまでありがちだった名刺の画像データを見ながら携帯番号を手入力するのも回避できそうです。

また、読み取った名刺情報に「人材紹介」や「広告代理事業」など会社の業種や業態を表すキーワードを自動で補完するようになりました。なお、読み取ったデータをキャッシュとしてアプリ内に保存するため、電波の届かない場所でもオフラインで Eight を利用可能。氏名や会社名の五十音順、登録順で名刺を確認できるほか、タグによるグループ化なども備えました。

このほか、好きな写真を自分の名刺の背景に設定できるようになっています。あわせてWeb 版のインタフェースも変更しています。

SOURCE:Eight blog

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