エジプト治安部隊がモルシ派の強制排除開始、30人死亡か
[カイロ 14日 ロイター] - エジプトの国営通信によると同国の治安部隊は14日、座り込みを続けていたモルシ前大統領支持派の強制排除を始めた。
首都カイロ北東部にあるモルシ派最大の座り込み拠点では、治安部隊が催涙弾を発射。上空には警察のヘリコプターが旋回し、付近では軍の車両が警戒にあたっている。
目撃者によると、強制排除により15人が死亡した。一方、ムスリム同胞団は30人が死亡したとしている。犠牲者は座り込み拠点の中の野戦病院に運び込まれているという。
現時点で当局は犠牲者数について確認していない。
*写真を添付します。
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