「イランの日常生活」写真集、ベネトンの研究部門が出版

写真集『Iranian Living Room(イランのリビングルーム)』(価格:34ユーロ)は、ベネトングループの一部門であり、イタリアのトレビソに拠点を置く「コミュニケーション・リサーチ・センター」であるファブリカが企画した編集プロジェクトシリーズの第一弾だ。

写真集『Iranian Living Room(イランのリビングルーム)』(価格:34ユーロ)は、ベネトングループの一部門であり、イタリアのトレビソに拠点を置く「コミュニケーション・リサーチ・センター」であるファブリカが企画した編集プロジェクトシリーズの第一弾だ。

ファブリカの写真部門責任者であるエンリコ・ボッサン氏は、15人のイラン人の若手写真家とともに、イランに暮らす人々の日常生活を撮影した。

この本の題名に「イラン人」が含まれていたために、インターネット決済サービスを提供するPayPal社が、一時はこの本の販売を差し止めるというトラブルが発生した。イランとその国民に関する偏見に対して取り組んでいくことがいかに重要であるかが、あらためて浮き彫りになったかたちだ。

ギャラリーでは、銃で遊ぶ少女や、喫煙しながらノートパソコンでFacebookをチェックする女性たちなどが紹介されている。

[Andrew Losowsky(English) 日本語版:丸山佳伸/ガリレオ]

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