小学館ビル「落書き」が地下にも拡大 北崎拓さんの「ラムちゃん」など

建て替えのため9月に解体される小学館ビル(東京都千代田区)の壁面に浦沢直樹さんや藤子不二雄Aさんら100人以上の漫画家が描いた「落書き」が8月24、25の両日、一般公開された。プロによる「落書き」を一目見ようと計8000人の漫画ファンが来場した。
時事通信社

建て替えのため9月に解体される小学館ビル(東京都千代田区)の壁面に浦沢直樹さんや藤子不二雄Aさんら100人以上の漫画家が描いた「落書き」が8月24、25の両日、一般公開された。プロによる「落書き」を一目見ようと計8000人の漫画ファンが来場した。

当初は1階ロビーを公開することになっていたが、22日に行った漫画家限定の内覧会で落書きが地下1階にまで増えたことで、地下も含めて一般公開されることになった。

地下には、北崎拓さんによる「うる星やつら」のラムや、高橋留美子さんによる代表作「めぞん一刻」の音無響子が描かれた。池上遼一さんが恩師の水木しげるさんのキャラクター「ゲゲゲの鬼太郎」を描いたほか、室山まゆみさんの代表作「あられちゃん」なども追加されていた。多くの人が撮影した写真がネットにアップされている。

一般公開は25日午後9時に終わり、ビルは26日から工事のためにシートに覆われている。落書きの写真は、小学館のサイトでも9月下旬に公開される予定だ。

関連記事

小学館ビルのロビーに描かれた「落書き」

小学館ビルの「落書き」写真集

注目記事