イタリア最南端のランペトゥーザ島沖で難民船が沈没、130人以上が死亡

イタリア最南端、シチリア海峡のランペトゥーザ島の沖合でソマリアやエリトリアから来たとみられる難民を乗せた船から火災が発生、船は沈没した。船にはおよそ400〜500人が乗っており、最新の情報によると、死者は130人以上、行方不明者は200人以上にのぼるとみられると、ハフィントン・ポストイタリア版が伝えている。

イタリア最南端、シチリア海峡のランペトゥーザ島の沖合でソマリアやエリトリアから来たとみられる難民を乗せた船から火災が発生、船は沈没した。船にはおよそ400〜500人が乗っており、最新の情報によると、死者は130人以上、行方不明者は200人以上にのぼるとみられると、ハフィントンポストイタリア版が伝えている。

ランペトゥーザ島には、北アフリカや中東から難民が船でたどり着くケースが相次いでいる。NHKニュースでは次のように伝えている。

北アフリカに近いイタリア最南端のランペドゥーザ島では、中東の民主化運動、「アラブの春」以降、特に北アフリカや中東からヨーロッパに向かおうとする人たちが乗った船の漂着が相次いでおり、最近では、内戦が続くシリアからの難民もたどり着いています。

(NHKニュース「地中海で移民船沈没 94人死亡」より。2013/10/04 01:00)

「レッタ首相、お願いだから死者の数を一緒に数えてください」。ランペトゥーザのニコリーニ市長は今回の大惨事で行方不明者の救出が難航している状況に苛立ちを募らせ、レッタ首相に迅速な対応と求めたと、ハフィントンポストイタリア版は伝えている。

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