アメリカ軍、リビアとソマリアのアルカイダ拠点を急襲/ハフィントンポスト各国版 本日のスプラッシュ(トップ記事)10月6日

ハフィントンポスト各国版の10月6日のスプラッシュを紹介します。スプラッシュとは、ハフィントンポストのトップ記事のこと。本日のイギリス版とフランス版では、アメリカ軍がアルカイダ幹部をリビアで拘束し、同時にソマリアでアルカイダ系過激派組織アルシャハブの拠点を急襲したニュースをトップで伝えています。
Huffington Post

ハフィントンポスト各国版の10月6日のスプラッシュを紹介します。スプラッシュとは、ハフィントンポストのトップ記事のこと。本日のイギリス版とフランス版では、アメリカ軍がアルカイダ幹部をリビアで拘束し、同時にソマリアでアルカイダ系過激派組織アルシャハブの拠点を急襲したニュースをトップで伝えています。

【US(アメリカ)版】

オバマ大統領は、今月中旬に迫る債務上限の引き上げ問題について、議会が期限を越えてまで引き上げに応じないということはあり得ないとし、期限までに債務上限の引き上げは行われると述べました。しかし一方で、共和党が要求するオバマケア(アメリカの医療保険制度改革)の撤回については、予算額を減らすなどの交渉の余地はあるが、安易に妥協しないことを強調しました。

【UK(イギリス)版】

10月5日、アメリカ海軍の特殊部隊SEALsが、ソマリアのアルカイダ系過激派アルシャハブの拠点を攻撃しました。アルシャハブは、9月21日にケニアの首都ナイロビにある高級ショッピングモールを襲撃、少なくとも67人が死亡した事件を起こしています。同時にアメリカ軍はリビアでアルカイダ幹部のアナス・リビ容疑者を拘束しました。リビ容疑者は1998年にケニアとタンザニアのアメリカ大使館で起きた爆破事件に関与したとしてアメリカで起訴されています。

【スペイン版】

歴史学者のフアン・パブロ・フシ氏のインタビューを掲載。フシ氏は、フランコ将軍政権下の文化や、中世から現代までのスペイン美術史の研究を行っている現代史の歴史学者です。フシ氏は、「一般市民の生活の中でもっとも単純化されたものは、スキャンダルである」と述べています。

【マグレブ(アフリカ北西部)版】

チュニジアでは10月6日、政権移行に向けた与野党協議が始まりました。「チュニジアには今、癒やしと同意が必要だ。単独ではチュニジアの政治を担えないことを誰もが認識すべきだ」と、チュニジア労働総同盟(UGTT)のフーチニ・アバシ代表は述べています。

【イタリア版】

議員資格剥奪の勧告が委員会で可決し、政治生命の危機に立たされているベルルスコーニ元首相は、グラツィオーリ邸に閉じこもったまま。側近のアルファノ副首相と会談しました。アルファノ副首相は、レッタ首相の信任投票でベルルスコーニ元首相に反して信任票を投じました。アルファノ副首相は引退を勧めているという情報もあり、ベルルスコーニ元首相の求心力は衰える一方です。

【フランス版】

アメリカ軍がリビアのアルカイダ幹部を拘束、ソマリアのアルカイダ系組織アルシャハブを急襲したニュースを詳報しています。リビアのアルカイダ幹部リビ容疑者拘束についてアメリカ政府からは今のところ公式声明は出されていませんが、拘束にあたっては、アメリカ軍とアメリカ中央情報局(CIA)、アメリカ連邦捜査局(FBI)の共同作戦で実行されたとのことです。

【カナダ版】

8月16日にエジプトの首都カイロで当局によって逮捕、拘束されていたカナダ人映像ディレクターでヨーク大学教授のジョン・グレイソン氏と、オンタリオ州ロンドン市の病院医師タレク・ロウバニ氏の2人が10月5日、解放されました。リン・イエリック外務・領事担当国務大臣は、「両氏が家族や友人と再会できることを待ち望んでいる。彼らは困難な時間を過ごしている間、驚くべき精神的な強さを見せてくれた」とコメントしました。

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