アメリカ上院本会議は、次期駐日大使に故ジョン・F・ケネディ元大統領の長女、キャロライン・ケネディ氏の起用を可決した。初の女性駐日大使が誕生することになる。11月前半にも日本に着任する予定だという。時事ドットコムが報じた。
米上院は16日の本会議で、次期駐日大使に故ジョン・F・ケネディ元大統領の長女キャロライン・ケネディ氏(55)を起用する人事案を全会一致で可決した。議会の承認手続きはこれで完了し、初の女性駐日米大使誕生が確定した。
(時事ドットコム「ケネディ氏、来月半ば赴任=初の女性駐日米大使誕生-上院が承認」より 2013/10/17 12:46)
アメリカの名門一族「ケネディ家」出身のキャロライン氏。これまでは、ケネディ図書館の館長やハーバード大学ケネディスクールのコンサルタントなど幅広い分野で活躍していた。
キャロライン氏は55歳。アメリカを代表する名門一族「ケネディ家」の出身。ケネディ元大統領とジャクリーン・ケネディ夫人との間にできた子女の中では唯一の存命者で、現在はケネディ記念図書館の館長やハーバード大学ケネディスクールのコンサルタントなどを務めながら、弁護士・作家としても活動している。
(ハフィントンポスト日本版「ケネディ大統領の娘・キャロライン氏が新駐日大使に オバマ大統領誕生の立役者」より 2013/07/25 15:50)
弁護士出身のケネディ氏は、政治や外交・通商・安全保障分野の経験はなく駐日大使としての手腕は未知数。今回の就任は過去2回の大統領選挙でオバマ氏当選の功績をあげたことによる「論功行賞」という意味合いが強いという見方もある。
着任後は、TPPや安全保障、日米交流などに取り組むことになる。
※ケネディ氏が駐日大使に着任することについてどう思いますか? 安全保障や日米関係にどのような影響があると思いますか? あなたの意見をお聞かせください。
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