Appleのタブレットの新機種、「iPad Air」が11月1日、発売になった。販売開始直前の午前8時前には、新製品の発売のたびにAppleファンが集うアップルストア銀座に300人を超える人が訪れた。
iPad Airは9.7インチディスプレイを搭載したタブレット。469グラムと、昨年のモデルより183グラム軽量化した点が最大の特徴。プロセッサーも最新のA7チップを搭載し、処理能力を高めた。
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日本市場におけるタブレットの競争は、重量が大きな要因になっている。液晶サイズが近い競合製品と比べて、決して軽くなかったiPadが、今回の大幅な軽量化で弱点を解消した形となる。実際持ってみると、スペック値以上に軽く感じられる。
一般的な漫画雑誌は500〜600グラム程度ですが、これは「手で持って苦にならない重さ」という範囲で決められていると言われています。iPadエアは、これよりも大幅に軽く、薄くなっています。どうやら人間の生理として、このくらいの重さの付近に何か特別な「しきい値」があって、iPadエアはその値より軽くなったために、劇的に使いやすくなったと感じるのかも知れません。
(朝日新聞デジタル「(デジタルトレンド・チェック!)超軽量iPad Airを使う:」より 2013/10/29)
9月の新型iPhone発売時には、通信最大手のNTTドコモが参入したことで話題になったが、今回のiPadに関しては通信機能入りモデルは、au、ソフトバンクからのみで、ドコモからの販売はない。
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7インチサイズのiPad miniについては、液晶が高精細なものになった新製品が11月下旬に発売される予定。
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