昭恵さんが安倍首相にたしなめられても「お酒」を利用する理由とは?

安倍首相夫人の昭恵さんは、普段の飲酒量を安倍首相にたしなめられても、あくまでもマイペースにかわしているようだ。昭恵さんがお酒を“利用する”背景には、何があるのだろうか?
jiji

安倍首相夫人の昭恵さんが、あいかわらず豪快だ。普段の飲酒量を安倍首相にたしなめられても、あくまでもマイペースにかわしているという。首相官邸担当の女性記者の話として、PRESIDENT Onlineが報じている。

昭恵夫人は、酒量について首相からたしなめられたことまで明かしたが、特段それを気にする様子もなかったとか。

「昭恵さんは“わが道を行くのよ”と話していた。子供がいないのでお互い好きなことをしているので“仮面夫婦”と言われているが、不仲ではない」

(PRESIDENT Online「安倍氏が酒量たしなめても「わが道行く」アッキー」より。 2013/11/03)

昭恵さんは自分の考えをしっかり持っている女性だ。安倍首相が推進しようとしている原発についても、昭恵さん自身は反対であるとはっきり公言する

自身が決めたことにはコミットする性格でもあるようで、「育った地域に恩返しはできないか」という理由から、2012年10月には山口県産の素材を扱う居酒屋「UZU」を開店。その時の思いを次のようにFacebookに綴っている。

去年の東日本大震災を機に、私は以前からやりたいと思っていた、無農薬のお米作りに挑戦。今年は2年目になります。今年は少しだけ野菜も作り、沢山の方にお手伝い頂いて楽しい反面、農業がいかに大変かを実感しています。

延々と続く草取り作業・・・収穫も少なく・・・それでも無農薬のお米を独自のルートで売ることができなければ、お米はお米、値段は一緒です。

自らが体験したことで、生産者のために何かしたいとも思いました。

主人が総裁選挙に出たことで批判は覚悟の上でした。

しかし、昨年から準備を進め、場所を決め、多くの人達に手伝ってもらい、みんなの夢も詰まっています。今更やめるわけにもいかない・・・。

覚悟を決めて先週オープンしたのが、UZU(うず)というお店です。

安倍昭恵さんFacebook」より。 2012/10/18 09:28)

幅広い人脈を持ち、明るく振る舞う首相夫人は引っ張りだこ。昭恵さんのFacebookページには、各地での交流の様子が数多く投稿されている。しかも、その多くは明らかに「お酒の場」だとわかるもの。昭恵さんはどうやらお酒を、「場を和ませるツール」として利用しているようだ。第1次安倍内閣の際に行われたイギリスのFinancial Timesのインタビューで、昭恵さんは自身の酒好きについて明かしている。安倍首相に嫁ぎ山口に引っ越したときは知り合いもいなかったが、支援者の方と仲良くなるためにお酒が役に立ったという。

そのインタビューから2度めのファーストレディーに返り咲いた昭恵さんは、今度も「自分なりのやり方」で世の中を良くしようとしているのかもしれない。産経新聞のインタビューには「首相夫人の型を破りたい」と話している。

「私なりにいまの立場を使って人に喜んでもらえるようなことをしたい。世の中に貢献できたらいいですね。首相になると、いろんな人の声が届かないようになりがちだけど、その分、私はいろんな所に行って生の声を聞きたいです」

(MSN産経ニュース「安倍昭恵夫人インタビュー「首相夫人の型を破りたい」「首相は帰宅後、映画ばかり…」」より。 2013.9.15 23:03)

「わが道行く」昭恵さんが、各地で「お酒」を利用することは、これまでのファーストレディー感を打ち破るものかもしれない。しかし、マイペースなファーストレディーの新しいやり方は、これまでには無かった何かを生み出すような、ワクワク感を併せ持っているとはいえないだろうか。

「我が道を行く」首相夫人のあり方をあなたはどう考えますか。ご意見をお寄せください。

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