ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は今年、米誌『フォーブス』によって「世界で最も強力な人物」に選ばれたが、さらに今月同大統領は、武道家としても最高の位に上り詰めた。
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「IBTimes UK」の記事によると、武道に熱心なプーチン大統領は、名誉段位授与の際、「私はこのような高い段位に値する者ではないと思うが、すばらしい武術の普及活動の一環だと考えたい」と述べたという。
段位とは武道の熟練度を評価するもので、初段から十段まである。プーチン氏は、今回授与された段位により、ごくわずかな武道家だけしか到達していない領域にまで上り詰めた。これは、世界的に有名な武道家で米Total Gym社のテレビCMにも出演したチャック・ノリス氏が持つとされる八段をも上回る領域だ。
ロシアの国有通信社、RIAノーボスチの報道によると、プーチン大統領のほかにも、これまでに複数の国家首脳やセレブたちが名誉段位を授与されており、オバマ米大統領もその一人だという。
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プーチン大統領はテコンドーの練習経験はないが、柔道では段位を取得しており、1976年のレニングラード市柔道大会で優勝経験がある。また、2008年にプーチン氏は、『Let's Learn Judo with Vladimir Putin』(プーチン大統領と柔道を練習しよう)というタイトルの柔道指導用動画を制作し、同氏のお気に入りのワザを伝授している。
[Ryan Craggs(English) 日本語版:丸山佳伸/ガリレオ]
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