ラブジョイ彗星の「鮮明な尾」 すばる望遠鏡が撮影成功

ラブジョイ彗星の高精細な尾の写真を、ハワイにある国立天文台の「すばる望遠鏡」が撮影に成功した。撮影はハワイ時間2013年12月3日午前5時半頃 、ニューヨーク州立大学や国立天文台などのチームによって行われた。観測当時、ラブジョイ彗星は地球から約 0.8 億キロメートル、太陽から 1.3 億キロメートルの距離にいたという。

ラブジョイ彗星の高精細な尾の写真を、ハワイにある国立天文台の「すばる望遠鏡」が撮影に成功した。撮影はハワイ時間2013年12月3日午前5時半頃 、ニューヨーク州立大学や国立天文台などのチームによって行われた。観測当時、ラブジョイ彗星は地球から約 0.8 億キロメートル、太陽から 1.3 億キロメートルの距離にいたという。(写真提供:国立天文台)

国立天文台ハワイ観測所の発表によると、観測チームは「すばる望遠鏡は大口径で広視野という素晴らしい特長がある。このおかげでラブジョイ彗星の核付近を詳細に観測すると同時に、綺麗な尾の内部も撮影することができた」とコメントしている。

「世紀の巨大彗星」になると期待されていたアイソン彗星は太陽の熱で消滅したが、「主役交代」と言わんばかりにラブジョイ彗星が東の空に出現した。12月いっぱいは日の出の1時間ほど前、東北東の空で観察できそうだ

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

注目記事