「黒子のバスケ」事件で渡辺博史容疑者を逮捕

人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件に絡んで、警視庁は大阪市内に住む職業不詳の36歳の男を威力業務妨害の容疑で逮捕した。昨年10月以降、脅迫状が相次いで届いたことで、大手レンタルビデオ店「TSUTAYA」の全店舗から関連商品が撤去されるなど大きな騒ぎになっていた。
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人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件に絡んで、警視庁は大阪市内に住む職業不詳の渡辺博史容疑者(36)を威力業務妨害の容疑で逮捕した。昨年10月以降、全国各地に脅迫状が届いたことで、大手レンタルビデオ店「TSUTAYA」の全店舗から関連商品が撤去されるなど大きな騒ぎになっていた。今回の逮捕について、NHKニュースでは以下のように報じている。

去年10月、作者の出身大学の上智大学の体育館に硫化水素を発生させる容器などを置いて業務を妨害したとして15日、大阪市に住む36歳の男を威力業務妨害の疑いで逮捕しました。

(NHKニュース「黒子のバスケ業務妨害容疑逮捕」2013/12/15 21:12)

「黒子のバスケ」をめぐる一連の脅迫事件の始まりは、昨年10月に上智大学で「喪服の死神」を名乗る脅迫状と硫化水素入りの容器が見つかったことだった。MSN産経ニュースは以前、次のように報じていた。

一連の脅迫事件は昨年10月12日、上智大で「今をときめくマンガ家が憎い」などと書かれた脅迫文と硫化水素入り容器が見つかったことで発覚。

(MSN産経ニュース『「黒子のバスケ」脅迫文全国250カ所に きょう「Xデー」警戒』2013/11/04 08:47)

今回の逮捕で、「黒子のバスケ」に関わる脅迫事件の全貌が解明される可能性が出てきた。FNNニュースによると、逮捕されたのは渡辺博史容疑者。他の脅迫事件についても容疑を認めているという。

渡辺容疑者は、作者の母校の上智大学に、硫化水素入りの容器を置くなどした疑いが持たれていて、「ごめんなさい。負けました」と供述し、一連の事件についても容疑を認めている。

(FNNニュース『「黒子のバスケ」脅迫事件 職業不詳の36歳男を逮捕、容疑認める』2013/12/15 21:47)

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