ナイキは2013年12月21日(米国時間)、バスケットボールシューズのアイコン的な存在である「エア・ジョーダン」の最新モデル、「エア・ジョーダン11レトロ・ガンマブルー」を発売した。
熱心なファンたちは、この185ドルの希少なシューズを手に入れようと開店の数時間前から並び、なかには乱闘騒ぎに発展する店舗もあった。
「Fox 40」の記事で紹介されているインスタグラムのユーザー、omgitsfez氏がアップロードした動画には、米カリフォルニア州ストックトンの「フィニッシュ・ライン」という靴屋で起きた乱闘の様子が映し出されている。
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また、米紙『USAトゥデイ』によれば、ニューヨーク市のブロンクス区でも乱闘が発生したという。
この数量限定のシューズを手に入れようとして、全米各地で大勢の客が店舗に詰めかけた。先週の『USAトゥデイ』では、オハイオ州コロンバスのショッピングモールで「前売りクーポン券」を入手しようとした客が、入り口のガラス製ドアを壊す様子が報じられた。
エア・ジョーダンには、「発売日に騒動が起きる」という以前からの歴史がある。2011年には「エア・ジョーダン11レトロ・コンコルド」をめぐる乱闘が全米中で発生し、発砲騒ぎも起きたとされる。
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同年には米ワシントン州シアトルで、20人ほどの過熱したファンによる騒動を鎮圧するため、地元警察が催涙スプレーを使用する騒ぎもあった。
[Harry Bradford(English) 日本語版:兵藤説子/ガリレオ]
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