「南極より極寒」な領域が広がるアメリカの大寒波

アメリカでは1月6日(アメリカ時間)から、北極から冷気を運ぶ大気の「極循環」現象が、南西部を中心に極寒をもたらしている。

アメリカでは1月6日(アメリカ時間)から、北極から冷気を運ぶ大気の「極循環」現象が、南西部を中心に極寒をもたらしている。

シカゴやデトロイト、ミネアポリスなどの都市は、南極点より寒くなった。1日の「最高気温」が、華氏マイナス9度(摂氏マイナス23度)より低くなったのだ。シカゴの最高気温は華氏マイナス12度(摂氏マイナス24度)となった。

この大寒波は7日にアメリカ東部も覆い、ジョージア州やカロライナ州など、ディープサウスと呼ばれる南部諸州でも、アラスカ州アンカレッジより低温となっている

以下のインフォグラフィック地図は、1月6日の最高気温を表している。ミネアポリス等を、ピンク色の領域(華氏マイナス10度から19度:摂氏マイナス23度から28度)が広く覆っていることがわかる。

黒いドットが付いた都市は、最高気温が南極(華氏マイナス9度:摂氏マイナス23度)より低い。水色のドットが付いた都市は、最高気温がアラスカ州アンカレッジ(華氏40度:摂氏4.4度)より低い。

Infographic by Jan Diehm for the Huffington Post.

[Jan Diehm (English) 日本語版:ガリレオ]

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