サッカーのイタリアリーグ・セリエAの名門クラブ・ACミランに移籍した日本代表MFの本田圭佑が1月12日(現地時間)、アウエーのサッスオロ戦で後半20分から途中出場し、イタリアで試合デビューした。
ゴールポスト直撃のシュートを放つなどしたが、得点には絡めなかった。試合は3-4でミランが敗れた。
日刊スポーツは、本田の出場でミランの攻撃が好転したと伝えている。
本田は試合をベンチでじっと見詰めた。ハーフタイムにアップし、後半2分にチームが4点目を失った時にはジャージーを脱ぎ、出場への期待が高まった。
後半20分、その瞬間がやって来た。途中交代でピッチに入った。
後半38分には、本田がゴール右から強烈なミドルシュートもゴールポスト右を直撃。惜しくも初ゴールはならず。
本田の途中出場からミランの攻撃が好転し、ミランは後半41分にモントリーボのミドルシュートが決まり、3-4と反撃した。
(nikkansports.com「本田途中出場でミラン攻撃好転/セリエA」より 2014/01/13 08:20)
試合後、両チームの監督は本田を高評価した。本田は報道陣の取材には応じなかった。
ミランのアレグリ監督は「チームメート、イタリアのサッカーを理解しなければならないが、デビュー戦としては上出来」と、まずは合格点を付けた。サッスオロのディフランチェスコ監督も「質の高い左足がある。冷静さとプロ意識がある。ミランが獲得した選手だけに、あの状況で本田を起用したのもうなずける」と高く評価した。
本田は試合後、ファンとの記念撮影には応じたが、取材エリアを無言で通り過ぎた。
(時事ドットコム「本田、存在感示したデビュー=左足でポスト直撃シュート」より 2014/01/13 09:20)
またSANSPO.COMは、本田フィーバーの様子や、ホーム初先発などの見通しなどイタリアメディアの報道を伝えている。
12日付のイタリア紙は“本田フィーバー”に注目。コリエレ・デロ・スポルト紙は「本田のユニホーム目当てにファンが行列」とミラノ市内の公式ショップの光景を驚きをもって伝え、ガゼッタ・デロ・スポルト紙はサッスオロ戦に日本から70人の取材申請があったことを報じた。
また、11日付の情報サイト「ミランニュース」は15日のイタリア杯・スペツィア戦でホーム初先発する見通しを伝えた。
(SANSPO.COM「「本田のユニホーム目当てにファンが行列」イタリア紙が報道」より 2014/01/13 05:01)
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