舛添要一氏が都知事選出馬を表明 「私も脱原発です」

元厚生労働大臣の舛添要一氏が1月14日、東京都庁で記者会見を開き、猪瀬直樹前知事の辞職に伴う都知事選に立候補することを正式表明した。舛添氏が重要視する課題は2020年の東京オリンピックだ。
時事通信社

元厚生労働大臣の舛添要一氏が1月14日、東京都庁で記者会見を開き、猪瀬直樹前知事の辞職に伴う都知事選に立候補することを正式表明した。舛添氏は2020年の東京オリンピックを「史上最高の五輪にする」と抱負を語った。時事ドットコムは以下のように伝えている。

「東京五輪を何としても成功させたい。史上最高の五輪にするという思いで取り組む」と述べた。自民党都連は同氏を推薦する。

(時事ドットコム「舛添氏が正式に出馬表明=自民都連が推薦-知事選」2014/01/1415:38)

都知事選は1月23日告示、2月9日に投開票される。舛添氏の会見の直前に、細川護熙(もりひろ)元首相が出馬表明。「脱原発」の考えが一致した小泉純一郎元首相が支持している。このほか、共産・社民両党が推薦する日弁連前会長の宇都宮健児氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏らが出馬する意向を示している。

細川氏が掲げる「脱原発」が争点となりそうな気配だが、舛添氏はこの日の会見で「私も脱原発」とPRした。

「東京は、日本で一番電力を消費する街です。私達は、電力のおかげで快適な生活を送れている。私は東北の大震災が起こる前からいつも言っていたのは、沖縄と福島、ないしは新潟の方々のほうに足を向けて寝れないじゃないか、と。基地の負担は75%沖縄で集中して、そのおかげで日本の安全が守られている。

私たちのこの電気は、新潟とか福島で作られている。そのおかげです。だから本当に震災の後、福島に行って悲しい思いで、なんとかしたいという思いでした。そこで、私も脱原発です、ということを常にそれ以来、言い続けています」

(ニコニコ生放送「《都知事選出馬へ》舛添要一氏 記者会見 生中継」より)

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