ブラジルワールドカップ、日本戦の会場が建設途中に火事

サッカー日本代表が、6月に開催されるブラジルワールドカップで戦う、クイアバの会場が、大幅に建設が遅れている上、火災事故を起こした。スポニチが報じている。
RECIFE, BRAZIL - MARCH 04: General view during a press conference as part of the FIFA inspection to Pernambuco Arena, the Studium which will be posting the 2014 World Cup on March 04, 2013 in Recife, Brazil. (Photo by Libia Florentino/NewsFree/LatinContent/Getty Images)
RECIFE, BRAZIL - MARCH 04: General view during a press conference as part of the FIFA inspection to Pernambuco Arena, the Studium which will be posting the 2014 World Cup on March 04, 2013 in Recife, Brazil. (Photo by Libia Florentino/NewsFree/LatinContent/Getty Images)
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6月に開催されるブラジルワールドカップで、サッカー日本代表が戦うクイアバの会場が、大幅に建設が遅れている上、火災事故を起こした。スポニチが報じている。

クイアバ競技場は建設が大幅に遅れ、現在も未完成。火災は約1万人を収容する観客席の地下部分で発生。ロイターが伝えた同州検察当局の報告書は、火災で「建造物の安定性を損なう恐れのある構造的被害」が発生したと指摘した。

報告書に添付された現場写真によると、コンクリート製の柱にひびが入り、天井部分が崩れているという。報告書は昨年12月時点のもので、現在までに補修措置が取られたかどうかは不明。

(スポニチ『ブラジルW杯・日本戦の会場で火災「構造の安定性に問題」』より 2014/02/17)

そもそも、ブラジルワールドカップのスタジアムの建設の遅れは以前から指摘されており、一部、間に合わない会場については他の会場で代替する案も出ていた。クイアバだけでなく、フォルタレザ、クリチバも遅れている。

国際サッカー連盟(FIFA)のバルク事務局長は21日、6月開幕のW杯の試合を行うブラジル南部クリチバの競技場建設会場を視察、建設工事の遅れについて記者団に「非常事態だ」と述べ、会場からの除外も検討することを明らかにした。ブラジル航空当局は同日、6試合を行う北東部フォルタレザの空港増設工事が間に合わず、一部で仮設テントを使う方針を表明。作業員のストライキ頻発で4分の1程度しか完成していないという。

(MSN産経ニュース「【ブラジルW杯】会場建設遅れ「非常事態だ」 視察のFIFA事務局長、除外も検討」より 2014/01/22)

サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、建築工事が最も遅れているクリチバの競技場について、有力紙フォリャ・ジ・サンパウロ(電子版)は13日、国際サッカー連盟(FIFA)が同競技場で開催される4試合を別会場に振り分ける案を検討していると報じた。

(MSN産経ニュース「【ブラジルW杯】別会場への振り分け検討か FIFA、建設遅れの競技場」より 2014/02/14)

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