名古屋駅で車暴走、13人重軽傷 運転の大野木亮太容疑者「殺すつもりだった」

23日午後2時15分ごろ、名古屋市中村区名駅1丁目のJR名古屋駅近くの歩道に乗用車が突っ込み、通行人を次々とはねた。同市中川区の男性(22)が腰の骨が折れる重傷、ほかに12人が足などにけがをした。
時事通信社

歩道に車突っ込み13人負傷 運転の男逮捕「わざと」

23日午後2時15分ごろ、名古屋市中村区名駅1丁目のJR名古屋駅近くの歩道に乗用車が突っ込み、通行人を次々とはねた。同市中川区の男性(22)が腰の骨が折れる重傷、ほかに12人が足などにけがをした。車を運転していた男は「わざと人をはねた。殺すつもりだった。誰でもよかった」と供述しているといい、愛知県警は、男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。

逮捕されたのは、同市西区栄生3丁目、無職大野木亮太容疑者(30)。

県警によると、大野木容疑者は交差点を左折する際、そのまま歩道に乗り上げ、通行人をはねながら35メートルほど進み、歩道の街路樹に衝突して止まったという。目撃者の話では、時速30~40キロで走っていたという。はねられたのは10~40代の男性7人、女性6人だった。

歩道に突っ込んだ車は、大野木容疑者が事件の直前の午後2時ごろ、JR名古屋駅近くのレンタカー店で借りたものだった。

現場はJR名古屋駅から南に約200メートルの交差点付近。百貨店や家電販売店などが密集し、事件当時も多くの家族連れや買い物客でにぎわっていた。

(朝日新聞デジタル 2014/02/23 23:10)

(朝日新聞社提供)

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