マレーシア航空のアフマド・ジャウハリ最高経営責任者(CEO)は17日の会見で、8日未明に消息を絶った370便と地上管制との最後の交信について、副操縦士が行ったものとの見方を示した。
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またマレーシアのフセイン運輸相代理は、機長や副操縦士が自殺を図った可能性についても調査を進めていることを明らかにした。
同相は、自殺説を調査しているのかとの質問に「調査はしている」が、可能性の1つにすぎないと述べた。
同機からの最後の交信は「了解。おやすみ(all right, good night)」という内容だったことが分かっている。 CEOは誰が発したとみられるかとの質問に対し「初期調査の結果から、最後に録音された音声は基本的に副操縦士のものと思われる」と述べた。
また地上との自動追跡システムの1つが遮断された正確な時間は不明とも明らかにした。
マレーシア当局者は前日、機体の状態を送信する「エーカーズ(ACARS)」の停止後に、最後の交信が行われたとの見方を示しており、同機がハイジャックや妨害を受けた疑いが強まっていた。この日のCEOの発言は、当局者と見解が食い違っていることをうかがわせている。
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[クアラルンプール 17日 ロイター]
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