南米コロンビアで、生後わずか8カ月の赤ちゃんの体重が20キロを超え、医師団のもとで減量に取り組むことになった。
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この赤ちゃんはサンティアゴ・メンドーサちゃんで、肥満問題に取り組む団体の支援を受けて、治療を受ける。20キロは、コロンビアでは5―6歳の平均体重に匹敵するという。
この団体の代表者は、サンティアゴちゃんがメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)になっており、ミルクと食事を多く摂り過ぎたことが原因だと指摘している。その結果、寝返りを打ったり、ハイハイをするといった動作を習得できないなど、身体能力に影響が出ている。
母親は「(重過ぎて)抱えて歩くのがとても大変。彼はとてもかわいらしいけれど、健康的とは言えない」と苦しい胸の内を語った。
医師団は野菜とフルーツジュースによる厳格な食事管理療法により、粉ミルクをやめさせる方針だという。
[ボゴタ(コロンビア) 19日 ロイター]
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