ペットと一緒に寝たら睡眠障害になりやすい?(研究)

ペット愛好家の皆さん、ごめんなさい。毛皮で覆われたペットとベッドを共有したら、はっきり言って、あなたの睡眠は阻害される。
Sami Sarkis via Getty Images

ペット愛好家の皆さん、ごめんなさい。毛皮で覆われたペットとベッドで一緒に寝たら、はっきり言って、あなたの睡眠は阻害される。

最新の研究では、動物と一緒に寝るペット所有者のうち、30パーセントの人がペットのせいで少なくとも1度は夜中に目を覚ますと報告されている。また、週に4日以上ペットと一緒に寝ている人たちのうち、63パーセントが質の悪い睡眠しかとれなかった。そして、5パーセントの人が、ペットに起こされた後に、再び眠ることができないことが恒常化している。

アソシエイティド・プロフェッショナル・スリープ・ソサエティーによる第28回「SLEEP 2014」年度会合の報告書に掲載された。「今回の研究は初めての試みであった」と、ソウジャウナ・ドゥズルル医学博士はハフィントンポストに語った。かつての調査では、添い寝の相手といえば恋人や子供だったと、彼女は言う。

ついでに言えば、ペットが睡眠を中断させるというのは、以前から知られたことだ。犬が吠えたり、猫が鳴いたりする、あるいはペットが原因のアレルギー反応で眠れなかったりする、といったものだ。

ドゥズルル博士と彼女の同僚は、300人の患者に、ペット(もしくはペットがいない状態)と睡眠の質に関する17の質問に答えてもらった。300人のうち、148人がペット所有者だった。ペット所有者の過半数にあたる54パーセントが、ペットとベッドまたは寝室を共にしていた。研究員は、ペット所有者の年齢や性別、あるいは、ペットが犬なのか猫なのかということに、顕著な違いはないことに気づいた。

しかし、悪い話ばかりではない。ペット所有者の中には、ペットがいることでくつろげると申告した人たちもいたと、ドゥズルル博士はハフィントンポストに語った。報告書では、睡眠の質に与えるペットとの添い寝の影響に関して、さらなる研究が必要としている。

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