マレーシア沖で97人を乗せた船が沈没

マレーシア海洋保安当局はインドネシアから97人を乗せて航行していた船がマレーシア西岸沖で沈没し、61人が行方不明になっていることを明らかにした。

マレーシア海洋保安当局は18日、97人が乗った小型の船がマレーシア西岸沖で沈没し、66人が行方不明になっていると明らかにした。乗っていたのはインドネシア人で、不法移民とみられている。

同当局の高官によると、97人の中には女性や子供が含まれる。船は木製のボートで、海洋の航行には不向きと指摘した。この高官はロイターに対し「違法なボートで、乗っていたのは全員インドネシア人だった」と語った。この高官は当初、61人が不明としていたが、その後、救助されたのは31人と説明した。同当局の報道官は、すでに捜索艇1艇を派遣しているが、さらに2艇派遣するとしている。

マレーシアのニュー・ストレーツ・タイムズは、船は現地時間17日深夜にバンティンから約3キロのマラッカ海峡上で沈没したと伝えた。[クアラルンプール 18日 ロイター]

2014/06/18 12:27 アップデート

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