なぜ女の子は、科学の探究するのを諦めてしまうのか?【動画】

新しいベライゾンのCMは アメリカ国立科学財団による悲しい統計を紹介している。小学4年生の女の子の66パーセントが科学と数学が好きだと答えているが、全ての大学の理系を専攻する女性はわずか18パーセントの割合だ。

新しいベライゾンのCMは アメリカ国立科学財団による悲しい統計を紹介している。小学4年生の女の子の66パーセントが科学と数学が好きだと答えているが、全ての大学の理系を専攻する女性はわずか18パーセントの割合だ。

人々は、多くの この矛盾に対して説得力のある説明 を示しているが、このCMは、女の子たちを幼少の極めて早い段階で数学と科学から遠ざけている社会的空気の重要性を明らかにしている。

このCMは、ある女の子がよちよち歩きをする赤ん坊からティーンエイジャーになるまでの成長の軌跡を描いている。彼女は自然の中を興味津々で歩き回り、周りの植物や動物を調べ、天文学のプロジェクトを作り、彼女の兄と一緒にロケットを作成する。しかしその間中ずっと、彼女はあまりにありきたりな両親の決まり文句を聞いている。「誰が私の可愛い娘?」「服を汚さないで」「そんなことしたら駄目」「気を付けてね。それをお兄ちゃんに渡したら?」 こうした言葉はささいなものだが、この広告はそれが最終的に女の子たちが、伝統的に男性の支配する学校のSTEM(科学、技術、工学、数学)科目を探求するのを諦めさせてしまうということを示しているのだ。

AdWeekによれば、このコマーシャルはベライゾンとMakersのパートナーシップの結果であり、Girls Who Codeの創設者であるReshma Saujaniによってナレーションがされている。

CMは、思考を喚起する質問と共に終わる。女の子には「とても賢いね」とも言ってあげるべきか?

もちろんそうだ。

[(English) Translated by Gengo]

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