ドイツ諜報員の二重スパイ疑惑 メルケル首相「対米関係で深刻な問題」

中国を訪問しているドイツのメルケル首相は7日、独情報機関の連邦情報局(BND)に所属する男(31)が米情報当局との二重スパイだったとされる疑惑について、深刻な問題だとの認識を示し、事実ならばパートナー国間のあるべき協力関係と矛盾することが明白だと述べた。
ロイター

中国を訪問しているドイツのメルケル首相は7日、独情報機関の連邦情報局(BND)に所属する男(31)が米情報当局との二重スパイだったとされる疑惑について、深刻な問題だとの認識を示し、事実ならばパートナー国間のあるべき協力関係と矛盾することが明白だと述べた。

北京で開いた記者会見でコメントした。

米ホワイトハウスと国務省はこれまでのところ、BND職員の男が逮捕された件について、コメントを避けている。

複数の関係筋によると、男は米側に機密文書を提供していたことを認めているという。[北京 7日 ロイター]

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