タイの首都バンコクで日本人男性(24)のマンションから乳幼児9人が保護された問題で、タイ国家警察幹部は8月11日、乳幼児9人の父親が同一人物であるとするDNA鑑定の報告書を受け取ったことを明らかにした。時事ドットコムなどが報じた。
日本人男性が父親かどうかは確認できていない。男性は問題発覚後、タイを出国しマカオに向かったことが分かっており、警察は男性の弁護士を通じ、男性にタイに戻り警察に事情を説明するよう求めているが、国家警察幹部は「男性が戻ってくるかはまだ確認できていない」と述べた。
男性は保護された9人のほかに昨年から今年にかけ、代理出産で生まれたとされる乳幼児4人をタイからカンボジアに連れ出したと伝えられるなど、謎が深まっている。
(時事ドットコム『乳幼児9人、「父は同一」=DNA鑑定で判明-タイ警察』より 2014/08/11 21:52)
地元紙タイ・ラットによると、代理母の中には30万バーツ(約100万円)を報酬として受け取っていた例もあったという。
また、警察は共同通信の取材に対し、男性が代理出産で産ませたとみられる乳幼児は計13人で、ほかに妊娠している代理母が1人いると明らかにしている。さらに乳幼児が確認されたとの報道もあるという。
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