石破茂氏、安倍首相と会談 入閣要請を受け入れ「組織人として首相の決定には従う」

自民党の石破茂幹事長は8月29日昼、安倍晋三首相と首相官邸で会談した。石破氏は会談後、記者団に対して、「首相とは互いに国民のために全力でやろう、となった。組織人として首相の決定には従う」と述べ、安倍首相の入閣要請を受け入れる考えを表明した。
時事通信社

自民党の石破茂幹事長は8月29日昼、安倍晋三首相と首相官邸で会談した。石破氏は会談後、記者団に対して、「首相とは互いに国民のために全力でやろう、となった。組織人として首相の決定には従う」と述べ、安倍首相の入閣要請を受け入れる考えを表明した。朝日新聞デジタルなどが報じた。

会談で、石破氏は幹事長の続投を希望する一方、打診されていた安全保障法制担当相は、首相と考え方が異なるとして固辞した模様だ。このため、首相は新設する地方創生担当相などのポストを示したとみられる。

石破氏は入閣を拒むことで党内から政権を揺さぶったとの批判が高まり、孤立するのを避ける狙いがある。石破氏と29日に面会した国会議員の一人は「入閣すれば自由に発言できなくなり、総裁選に立候補しにくくなる。断って欲しかったが、仕方がない」と語った。

(朝日新聞デジタル「石破氏、入閣要請受け入れ表明 安倍首相と会談」 より2014/08/29 13:37)

石破氏は、「安倍総理大臣を私が全力で支える、より緊密に連携すると確認した。安倍総理大臣が人事権を行使する来月3日までは私からは結論は申し上げない」と述べ、安倍首相が提示したとみられる具体的なポストなどは明らかにしなかった

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