オバマ大統領「アメリカだけの戦いではない」 シリア領空爆で声明

オバマ米大統領は23日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」のシリア拠点への空爆後にホワイトハウスで声明を読み上げ、攻撃を継続するとともに、掃討への取り組みに国際社会の支持を広げていく考えを表明した。
WASHINGTON, DC - SEPTEMBER 23: U.S. President Barack Obama delivers a statement on the recent airstrikes against ISIS on the South Lawn of the White House on September 23, 2014 in Washington, DC. American jets began bombing ISIS targets in Syria early Tuesday and focused on the stronghold of Raqqa. (Photo by Win McNamee/Getty Images)
WASHINGTON, DC - SEPTEMBER 23: U.S. President Barack Obama delivers a statement on the recent airstrikes against ISIS on the South Lawn of the White House on September 23, 2014 in Washington, DC. American jets began bombing ISIS targets in Syria early Tuesday and focused on the stronghold of Raqqa. (Photo by Win McNamee/Getty Images)
Win McNamee via Getty Images

[ワシントン 23日 ロイター] - オバマ米大統領は23日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」のシリア拠点への空爆後にホワイトハウスで声明を読み上げ、攻撃を継続するとともに、掃討への取り組みに国際社会の支持を広げていく考えを表明した。

「米国に危害を加えようとする者に対し、テロリストに安全な場所などなく、われわれは決して容赦しないことをあらためて明確にする必要がある」と強調。

「共通の安全保障のため、これらの有志国と協力して戦っていることを米国は誇りに思う。これら有志国の強さは、米国だけの戦いではないことを世界に明示している」とした。

大統領はこの後、国連出席のためニューヨークへ向かう予定で、国際社会からイスラム国掃討作戦への支持や理解をさらに取り付ける考えを示した。

その上で「全体の取り組みには時間を要する。困難も待ち受けているが、このテロリスト集団との戦いに必要なことを行う」と表明した。

今回の空爆には、アラブ諸国からバーレーン、ヨルダン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の5カ国も参加した。

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