【艦これ】中国の海賊版「艦娘国服」にDMMが対抗措置を検討

日本のオンラインゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」をコピーした中国語のゲームに対して、「艦これ」配信元のDMM.comは「弊社が関与したものではなく、適切な対応を検討したい」として、対抗措置を検討する方針を示した。
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日本のオンラインゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」をコピーした中国語のゲームに対して、「艦これ」配信元のDMM.com(東京都渋谷区)は「弊社が関与したものではなく、適切な対応を検討していく」と対抗措置を検討する方針を示した。12月11日夜、ハフィントンポスト日本版の取材に回答した。

「艦これ」は角川ゲームスが開発し、DMM.comが配信するシミュレーションゲーム。2013年4月からサービス開始し、2014年5月には会員数が200万人を突破している。旧日本海軍の艦艇を擬人化した女性キャラクター「艦娘(かんむす)」による艦隊を編成して、敵艦隊を撃破するという内容だ。2015年1月にテレビアニメ化されることも決定している。

今回、DMMが対応措置を検討しているのは、「艦娘国服」という中国語のオンラインゲーム。中国・北京の「竜珠数碼科技有限公司」というゲーム会社が、11月29日ごろからサービスを開始している。公式サイトのトップページには、「艦これ」に登場する「能代」「五十鈴改二」「衣笠」「初風」「矢矧」の5隻のイラストを完全にコピーした物が掲載されている。

また、同サイトに掲載されているプレイ画面(左)も一部の文字が中国語の簡体字になっている他は、「艦これ」とほぼ同じ。

ニコニコ動画にはプレイ動画とされる物がアップロードされているが、ゲームのキャラクター、BGMが全く同じで、音声は日本語のままだった。

【訂正】シュミレーションゲームと記載していた部分を、シミュレーションゲームと訂正します。(2014/12/13 01:16)

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