【マッサン】視聴率20.9%、玉山鉄二が"鴨居の大将"役の堤真一を「すごい」と感じた理由

玉山鉄二が主演し、アメリカの女優シャーロット・ケイト・フォックスがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「マッサン」。ドラマも中盤を迎え、大阪・鴨居商店の大将・鴨居欣次郎(堤真一)が、脇役として名演を見せている。
NHK「マッサン」公式サイトより

玉山鉄二が主演し、アメリカの女優シャーロット・ケイト・フォックスがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「マッサン」は、12月12日放送の番組平均世帯視聴率が20.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。

ドラマは、スコットランドでウイスキー造りを学び、国産ウイスキーを夢見るマッサンこと亀山政春(玉山鉄二)と妻のエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の物語。ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝と妻リタをモデルに描かれる

ドラマも中盤を迎え、大阪・鴨居商店の大将・鴨居欣次郎(堤真一)が、脇役として名演を見せている。鴨居のモデルは、サントリー創業者の鳥井信治郎。自社にマッサンを工場長として招き入れ、日本初のウイスキー造りに挑んでいる。

堤真一は、朝日新聞のインタビューに答え、鴨居の役どころについて「鴨居はプロデューサー。フットワークの良さに重点を置いた」などと以下のように語った。

「マッサン(政春)が職人だとしたら、鴨居はプロデューサー。マッサンは夢を追いかけるが、鴨居は現実も見ている。その差が出ればいいと思った」と語る。

大胆な発想と決断力。鴨居は画面の中で存在感を放っている。だが、堤の口から出たのは「反省している」という意外な言葉だった。「どんと構えた社長のイメージで演じてみたが、僕には重さがなく、動きも速かった。その後はフットワークの良さに重点を置いた」

堤真一、「やってみなはれ」に学ぶ 「マッサン」出演中:朝日新聞デジタルより 2014/12/17 15:24)

堤自身は、鴨居のようなあり方は「一番面倒臭い」として、どちらかというと政春の生き方にひかれるという。

マッサン役の玉山鉄二は、NHKの公式サイトで、堤の演技を「すごい」と絶賛。神がかった「絶妙の間の読み方」が勉強になるようだ。演技の相談をしたりアドバイスをもらったりしているという。

やっぱりすごいなぁと思ったのは、第2週12回でマッサンが初めて鴨居の社長室を訪れたときのシーン。 マッサンが紅茶を飲もうとするたびに鴨居が質問するから、いつまで経っても飲めない(笑)。 ああいう芝居ってね、難しいんですよ。でも、僕に質問を投げかける間が神業でしたよね。

鴨居とマッサンの出会いのシーンもそうですね。 鴨居と握手しようと思ったら、ぐいっと引っ張られてすかさずエリーに抱きつきにいく、とか(笑)。 あの絶妙な間の読み方、さすが生っ粋の関西人というか……ホント、勉強になります!

NHK連続テレビ小説「マッサン」より)

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