「VAIO」スマホに参入、格安デバイスでソニーと競合へ

ソニーのパソコン事業が独立したVAIO(長野県安曇野市)は25日、来年1月からスマートフォン事業に参入すると発表した。 MVNO(仮想移動体通信事業者)の日本通信と提携し、格安スマホを共同開発した。
Reuters

[東京 25日 ロイター] - ソニーのパソコン事業が独立したVAIO(長野県安曇野市)は25日、来年1月からスマートフォン事業に参入すると発表した。

MVNO(仮想移動体通信事業者)の日本通信と提携し、格安スマホを共同開発した。

VAIOは今年7月、ソニーがパソコン事業を分社化し、日本産業パートナーズ(東京都千代田区)に株式の大半を売却することで独立。これまで、ソニー時代のパソコンの品ぞろえを引き継いできたが、新たに格安スマホを投入することで、出身母体のソニーと国内市場で競合する。

関係者によると、VAIOが投入するスマホは、5インチ前後のサイズでアンドロイドOSを搭載。日本通信のネットワークと販路を使って、国内の幅広い層に売り込んでいく構え。

(村井令二)

関連記事

まずは2013年の出荷実績を総量で見てみよう

スマホが他の市場を食いつくす

注目記事