【花燃ゆ】主演・井上真央が明かす、無名のヒロイン像とは(大河ドラマ)

1月4日から、NHKの新大河ドラマ『花燃ゆ』(日曜後8・0)がスタートする。主演は、女優の井上真央。「花燃ゆ」では、萩(山口県)の下級武士の家に生まれた杉文(すぎ・ふみ)が、破天荒な兄・吉田松陰(伊勢友介)に振り回されながらも、運命的な出会いと別れをくり返し、幕末の動乱を生き抜いていく様をがかれる。
NHK「花燃ゆ」公式サイト

1月4日から、NHKの新大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜午後8時)がスタートする。

主演は、女優の井上真央。「花燃ゆ」では、萩(山口県)の下級武士の家に生まれた杉文(すぎ・ふみ)が、破天荒な兄・吉田松陰(伊勢友介)に振り回されながらも、運命的な出会いと別れをくり返し、幕末の動乱を生き抜いていく様が描かれる。

文は15歳で、松下村塾の塾生で尊王攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞(くさかげんずい)と結婚。若くして死別後、亡き姉・の夫であった小田村伊之助と再婚する。久坂玄瑞は東出昌大が、小田村伊之助は大沢たかおが演じる。

高杉晋作、桂小五郎、伊藤博文……。名だたる志士たちが松陰を慕ったが、これまで文について語られる機会が多くはなかった。この無名な主人公や作品について、井上が語った。

当初、井上は「正直、主人公がなぜ吉田松陰ではないんだろうと思った」という。今は「何かを成し遂げたという特別な女性ではないので、いかようにもできる役」と意気込む

文に関する資料が少ないことで、ドラマで自由に描ける部分があるという。「脚本家、演出家、プロデューサー、共演者たちと考えをめぐらせ、点と点の間を埋める作業は難しいですが楽しい」と意欲を見せた。

プロデューサーからは「柔らかい、安心できる女性を演じてもらいたい」と言われたという。

プロデューサーからは、喧々諤々、討論する藩士たちの中にふっとおにぎりを持って現れる、柔らかい、安心できる女性を演じてもらいたいと言われました。脚本の最初の頃に描かれている幼少期の文は、いつも一歩引いて周りを見ているような子ですが、兄・寅次郎(松陰)の影響を受け、多くの人との出会いと別れを繰り返す中で成長し変わっていきます。なので私も、これだと最初から決めつけずに文を演じられたらいいなと思っています」。

【花燃ゆ】井上真央が答えます新大河のヒロインはどんな人? | ORICON STYLEより 2015/01/01 08:00)

「花燃ゆ」では2人の夫を支えた文の結婚生活も描かれる。井上は、自身の恋愛観について聞かれ「不器用な人にひかれる。志があるながら、苦労してでもついて行きたい」などと語った。

夫を妻として支えた文の結婚生活については「まだ私にはちょっと分からないかも」としたが、不器用でも志の強い男性の方が好き?との問いには「もちろん!! 女性はやはりどこかで不器用な人にひかれると思う。私が支えてあげなきゃって。そこにちゃんとした志があるなら、苦労してでもついて行きたい」と笑顔。器用で志も高かったら?には「私なんていらないんじゃないの?って思う」と笑わせた。

井上真央、恋は不器用な人にひかれる「私が支えてあげなきゃ」サンスポより 2015/01/04 05:03)

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